2008年2月26日
ネットワークカメラ画像を16:9ハイビジョンモニターにデジタルビデオ出力
ネットワークビデオデコーダーDG-GXD400を発売
最大6ヵ所の画像を同時表示し、効率的なライブ監視をサポート
 (DG-GXD400 データ容量:62KB)
品名 |
ネットワークビデオデコーダー |
品番 |
DG-GXD400 |
本体希望小売価格 |
420,000円(税抜400,000円) |
発売日 |
2008年7月25日 |
生産台数 |
年間1,000台 |
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社(代表者 遠山敬史)は、「i-pro(アイプロ)シリーズ」※1のネットワークビデオデコーダーDG-GXD400を、2008年7月25日に発売します。
近年、シンプルなケーブル配線、カメラ増設時の簡便性といったTCO※2削減のメリットから、ネットワークカメラシステムの需要が拡大しています。当社はネットワーク監視のさらなる進化を目指し、i-proシリーズから従来機種比4倍の画素数をもつメガピクセルネットワークカメラDG-NF302/DG-NP304シリーズを、それぞれ2008年4月、5月に順次新発売します。
DG-GXD400は、上記2機種をはじめとするネットワークカメラの画像を16:9のハイビジョンモニターにデジタル出力し、最大6画面(VGA)を同時に表示可能。効率的なライブ監視の実現はもちろん、メガピクセルネットワークカメラや大型PDPと合わせて用いれば「高画質化」のメリットを、より有意義に発揮させることができます。
またi-proシリーズは、IP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」※3に対応。複数地点を結ぶ遠隔監視から大型施設の統合監視まで、多様化するセキュリティシステムへのニーズに応えます。
DG-GXD400は、2008年3月4日(火)から7日(金)までの4日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるSECURITY SHOW 2008に出展される予定です。
【主な特長】
- ハイビジョンモニターにてメガピクセルネットワークカメラの高画質な画像を忠実に表現
- 最大6ヵ所のネットワークカメラ画像を動画で同時表示
- IP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」に対応
【お問合せ先】
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社
<報道関係者様>
セキュリティ本部 広報宣伝チーム 蒔田 電話045-540-5677
<お客様>
お客様ご相談センター 電話 0120-878-410
(受付:9時〜18時<土・日・祝日除く>)
[i-proシリーズ ホームページURL] http://panasonic.biz/security/camera/ipro/
【特長の解説】
1. ハイビジョンモニターにてメガピクセルネットワークカメラの高画質な画像を忠実に表現
従来のアナログモニターでは表現できなかったネットワークカメラからのメガピクセル画像を、16:9のハイビジョンモニターに表示することにより、メガピクセル画像の解像度を劣化させることなく忠実に表現することができます。
2. 最大6ヵ所のネットワークカメラ画像を動画で同時表示
DG-GXD400は、MPEG-4とJPEGのデコードが可能であり、複数のネットワークカメラからの画像データをデコードしてハイビジョンモニターへデジタル出力します。
表示は、6台のネットワークカメラからのVGA画像(640×480)を最大30 ips/CHにて同時出力することができます(MPEG-4時)。
また、メガピクセル画像(4VGA:1280×960)を1画面とVGA画像(640×480)の2画面による表示も可能です。
■表示パターン

3. IP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」に対応
i-proシリーズは、IP統合ネットワークプラットフォーム「シナプスネット」に対応しています。これは、松下グループが提供している映像監視、情報配信などのAV系システムや情報系システム、生体認証システム、および防災、照明、空調などの設備系システムを、ひとつのエリアあるいは施設で連携・統合する構想で、複数地点を結ぶ遠隔監視から大型施設の統合監視まで、用途に応じて一段と高度なセキュリティシステムの構築を実現します。
※1 |
シリーズ:i-pro(アイプロ)シリーズは、「IP Network」と「Intelligence」と「professional」を融合するという意味のパナソニック システムソリューションズ社のIP映像セキュリティコンポーネントのシリーズ名です。 |
※2 |
TCO:Total Cost of Ownership=ハードウェア/ソフトウェアの商品コストに加え、設置、トレーニング、サポート、メンテナンスを含むシステムの生涯必要コスト。 |
※3 |
:Sinapse-Net(シナプスネット):Symphonic IP Network Architecture for People's Safety & Ecology。映像・物理・情報セキュリティシステムにおいて、ネットワーク上の各コンポーネントがつながり、多様に連携するための情報のやり取りを共通化させるプラットフォームです。概念的に神経細胞間の情報のやり取りの接合部(Synapse)に似ていることにちなみ命名し、ユーザーニーズにマッチしながら進化・発展し続ける意味も込めています。 |
■定格
基本仕様 |
電源 |
DC12 V(ACアダプター同梱) |
使用温度範囲 |
-10 ℃〜+50 ℃ |
使用湿度範囲 |
90 %以下(結露なきこと) |
寸法 |
210 mm(幅)×44 mm(高さ)×307 mm(奥行)(ゴム足、突起部含まず) |
質量 |
約2.0 kg |
入出力端子 |
映像出力 |
HDMI×1、コンポジット×1(BNC) |
音声出力 |
ラインレベル、不平衡×1(RCAピン) |
アラーム/コントロール端子 |
アラーム出力×1、機器異常出力×1
アラーム復帰入力×1 |
ネットワーク部 |
画像解像度 |
QVGA(320×240)/VGA(640×480)/4VGA (1280×960) |
フレームレート |
最大30 ips / CH |
画像圧縮方式 |
JPEG/MPEG-4(カメラに依存) |
音声圧縮方式 |
G.726 |
ネットワークポート |
100BASE-TX/1000BASE-T(RJ-45) |
メンテナンスポート |
10BASE-T(RJ-45) |
|