品名 | スチームIHジャー炊飯器 | |
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品番 | SR-SV101 | SR-SV181 |
炊飯容量(白米) | 0.09〜1.0L | 0.18〜1.8L |
希望小売価格(税込) | オープン価格 | オープン価格 |
発売日 | 2008年2月1日 | |
月産台数 | 3,000台 |
ナショナルアプライアンスマーケティング本部は、業界初*1「大火力竈釜」を開発し羽釜の発熱性と竈の蓄熱性を併せ持ち、大火力炊き上げにより香ばしい「おこげごはん」もできるスチームIHジャー炊飯器SVシリーズをIHジャー炊飯器誕生20周年記念として2008年2月1日より発売します。
団塊世代を中心に、おいしいごはんへのこだわりは益々高まっており、高級炊飯器の需要は増加傾向にあります。当社が業界に先駆けて2000年から採用した銅釜は金属製で釜自体の発熱性・熱応答性はよい反面、外側に放熱してしまい蓄熱性に課題がありました。
本製品では、おいしいごはんを炊く基本である「竈炊き」を徹底的に研究し、竈の土の部分の蓄熱性に着目し、“羽釜”の発熱性と“竈”の蓄熱性を併せ持つ業界初*1 「大火力竈釜」を新たに開発しました。新たに開発した「大火力竈釜」は金属層の外側に、高い断熱性をもつ2種類の中空セラミックスを最大約500μmの厚みで全面に密着形成し、金属層が発熱した大火力(熱)を放熱させず釜の中に閉じ込めます。さらに“炎”となる熱源には全方位から加熱する「6段全面IH」を新採用し金属層全面を均一に発熱させます。これらの進化した羽釜、竈、炎の効果が合わさることで、炊き上げ時の釜内の熱量を高め、しっかりと大きく膨らみ*2 、表面はハリがあり中はふっくらとしたごはんに炊き上げます。
また、「大火力竈釜」は従来より強火加熱ができるようになり、釜底温度約180℃の大火力炊き上げと高温均一加熱で釜底全面に香ばしい「おこげごはん」ができます。
当社は、IHジャー炊飯器の開発から20年の技術を集大成して本製品を発売し、深い味わいの銀シャリと香ばしいおこげごはんを提案し、おいしいごはんにこだわるお客様のニーズに対応します。
<特長>
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業界初*1 「大火力竈釜」で熱量を高め、大きく膨らみ*2ハリのあるごはんに
・“羽釜”の発熱性と、“竈”の蓄熱性を併せ持つ「大火力竈釜」、“炎”となる熱源は「6段全面IH」を新採用 - 2種類のおこげコース搭載でお好みに合わせた「おこげごはん」もできる
- 「大火力うま味キャッチャー」で釜内のスチームを増量し、ごはんの甘みを約20%増量*2
*1 | 2007年12月10日現在。家庭用ジャー炊飯器において |
*2 | 当社新製品SR-SVシリーズのかまどおこげコースと、当社2007年度商品SR-SWシリーズの銀シャリコース比較(当社測定値) |
膨らみ=米一粒の体積(縦・横・厚みを測定し体積を算出、釜内25点測定値平均)、甘み=還元糖(グルコース・オリゴ糖)量 |
【お問い合わせ先】
お客様:お客様ご相談センター (フリーダイヤル)0120-878-365(受付9時〜20時) 携帯電話・PHSでのご利用は 電話:06-6907-1187(受付9時〜20時) ホームページURL:http://national.jp
【特長】
1.業界初*1 「大火力竈釜」で熱量を高め、大きく膨らみ*2ハリのあるごはんに
炊飯の原点「竈炊き」は、ごうごうと燃える炎を竈が包み込んで閉じ込め、羽釜がその熱をムラなくお米に伝えるという炊き方で、羽釜の“発熱性”、竈の“蓄熱性”が一体となっておいしいごはんを炊き上げます。
本製品は、「竈炊き」を徹底的に研究し、お米の膨らみに最も影響を及ぼす「中パッパ(炊き上げ工程)」でさらに強火加熱するため、発熱する金属と断熱する中空セラミックスを一体化した業界初*1「大火力竈釜」を搭載しました。
「大火力竈釜」は、表面に凹凸をつけて発熱面を広くしたパワフルステンレス*3を採用した金属層表面に、断熱性の高い中空セラミックスを最大約500μmの厚みで全面に密着形成することで放熱を防ぎ、均一な強火加熱ができます。この断熱層は、高い圧縮強度を持つ微小球(粒直径約80μm)の断熱素材“高断熱中空セラミックス”と、高い硬度と耐熱性を持つ超微小球(粒直径約10μm)の断熱素材“高硬度中空セラミックス”をそれぞれ高温で焼付け加工した2層構造です。この2種類の中空セラミックスを金属層に密着形成することで、発熱性に加え、高い蓄熱性と強度を兼ね備えた内釜を実現しました。
さらに、“発熱性”“蓄熱性”を兼ね備えた「大火力竈釜」に加え、熱源である“炎”のIHは全方位から加熱する6段全面IHを採用し、釜内の熱量が約10%高まり*4、お米の芯までしっかりと熱が加わることで、表面はハリがあり中はふっくらとした、従来の炊飯よりお米が約10%大きく膨らんだ*2ごはんに炊き上げます。
*3 | 発熱体であるステンレス表面に最大高さ約13μmの凹凸をつけて発熱面積を広げる「高発熱化表面加工」を施したステンレス |
*4 | 当社2007年度商品 SR-SWシリーズとの炊き上げ時の実質火力比較 |
大火力竈釜の構造 |
■中空セラミックス断熱層断面拡大写真(×100) |
熱量アップ |
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■炊き上げ工程の加熱状態 (イメージ図) |
■ごはん粒の断面写真 |
2.2種類のおこげコース搭載でお好みに合わせた「おこげごはん」もできる
当社調べでは、約8割の方が「普段は白いごはんでも、時々おこげごはんを食べたい」というニーズを持っておられます。特に団塊世代の方からは「おこげはおいしさの郷愁にかられる」という声があり、おこげごはんの人気が高まっています。
本製品では、発熱性・蓄熱性に加え耐熱性にも優れた「大火力竈釜」により釜底全面を均一に高温加熱することが可能になりました。炊き上げ工程以降で、釜底を約180℃まで急速に上昇させてご飯を焼きつける加熱を3回行い、釜底全面に香ばしいおこげをつくります。 おこげコースは、釜底温度約180℃でしっかりしたきつね色の香ばしいおこげをつくる「かまどおこげ」と、釜底温度約165℃でほのかなこげ色をつけて甘み・香り豊かなごはんが味わえる「香りおこげ」の2種類のコースを搭載しました。 |
3.「大火力うま味キャッチャー」で釜内のスチームを増量し、ごはんの甘みを約20%増量*2
本製品は、炊飯中に出る蒸気を外に排出したり、沸き上がるおねばを直接検知するセンサー機能を備えた当社独自の“うま味キャッチャー”に新たに封熱キーパー(円形の蓋)を設置した「大火力うま味キャッチャー」を採用しました。封熱キーパーにより、余分な蒸気を排出して必要な熱は閉じ込めることができるため、炊飯工程後半では釜内に投入した130℃のスチーム(過熱水蒸気)が逃げず、ごはんの加熱に有効な130℃のスチーム(過熱水蒸気)が約10%増量*5します。
これにより、スチームの高温熱と水分をお米の中心までさらにしっかりと浸透させて糖の生成を促進し、甘み(還元糖量)が約20%増量*2した、噛むほどに甘みの広がるごはんに炊き上げます。
*5 | 当社2007年度商品 SR-SWシリーズとの釜内の有効スチーム量比較 |
■大火力うま味キャッチャーのしくみ | ■甘み(還元糖)の比較 |
4.使いやすさ
● | 操作時やエラー表示時に、音声と光でナビゲーションする「音声ガイド&光誘導」 |
● | 汚れやすい内釜周囲のお手入れがしやすいステンレス製の「クリアフレーム」 |
● | 明るく見やすい「ホワイトバックライト液晶」 |
● | 羽釜を竈で包み込む「竈炊き」をかたちにした、天面フラットパネルのデザイン |
【その他の特長】
● | 「食感炊き分け」機能を搭載 お好みにあわせて“ふっくら” “しゃっきり” “もちもち”を選択できます。 |
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● | 全面から遠赤放射熱で包み込む「遠赤ダイヤモンドふた加熱板」と内釜内面の「ダイヤモンドコート」 | ||
● | 旨み成分オリゴ糖と甘み成分グルコースを生成する「酵素活性浸水」 | ||
● | 保温中のパサつきを抑え、イヤな保温臭も追い出す「スチーム保温」 | ||
● | 雑穀米の抗酸化物質(ポリフェノール)を約1.2倍キープ*6する「スチーム健康炊飯」
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■本製品は松下ネットワークマーケティング(株)が運営するショッピングサイト「PanaSense パナセンス(http://www.sense.panasonic.co.jp/)で100台限定のモニター販売を2007年12月10日 17時から12月25日13時まで行います。
【需要動向】(当社調べ)
2004年度実績 | 2005年度実績 | 2006年度実績 | 2007年度予測 | |
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総需要 | 631万台 | 653万台 | 655万台 | 655万台 |
内、IHタイプ | 355万台 | 377万台 | 398万台 | 405万台 |
構成比 | 56% | 58% | 61% | 62% |
【仕様】
品番 | SR-SV101 | SR-SV181 | |
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電源 | 交流100V 50/60Hz | ||
消費電力(炊飯時) | 1220W | 1410W | |
炊飯容量(L) | 白米 | 0.09〜1.0 | 0.18〜1.8 |
寸法 (約cm) |
幅 | 29.3 | 31.9 |
奥行 | 36.4 | 38.9 | |
高さ | 22.3 | 25.4 | |
質量(重さ) | 6.0kg | 7.3kg | |
色 | -K ブラック |
以上