プレスリリース

2007年9月7日

森林資源の適切な利用と保護を目指す

紙・印刷物におけるグリーン購入の取り組みを強化



松下グループ(以下、当社)は、従来から実施してきた古紙重視の紙のグリーン購入に加え、当社が製作・使用する印刷物全般における環境負荷低減を目的とした「紙・印刷物におけるグリーン購入方針」を策定しました。資源の有効利用ばかりでなく有害物質の削減、森林生態系保護の観点から、経済、環境、社会の側面に配慮した購入活動を行ってまいります。

昨今は古紙資源が逼迫し、バージンパルプ利用の必要性が高まる一方、森林保全の重要性がますます高まりつつあります。当社は、電子書籍などのIT関連商品の開発やe-Workの推進など、紙資源節約の取り組みを積極的に推進しています。商品カタログや印刷物などの必要な紙資源利用については、可能な限り循環型の取り組みを推進すべく印刷を含め環境に配慮された購入活動を強化します。

具体的には、従来から取り組んでいたコピー用紙だけでなく、カタログや取扱説明書、社外配布物などの印刷物も対象に、紙の購入や印刷発注におけるガイドラインを定めて運用します。また全従業員が森林保全を身近な問題として捉え、主体的に実施できる活動として、取り組みの一層の加速を行います。

当社は世界自然保護基金(以下WWF)のコーポレートサポーターとして、協力関係にありますが、今後はWWFと意見交換を行い、よりよい紙・印刷物のグリーン購入を目指すなど、紙を使わない商品の開発を加速すると共に森林資源の適切な利用と保護、地球環境負荷の低減を促進していきます。

なお、当社は1999年から、部品材料に対する調達方針を策定してグリーン調達を行い、お取引先様とともに環境に配慮した製品づくりに取り組んできました。また部品材料の調達のみならず、業務上使用する事務用品など(一般購入品)に対しても、環境配慮商品を優先的に採用する「グリーン購入」を積極的に推進しています。2001年に購入方針を策定、事務用品、什器、社用車、家電製品、OA機器などを対象分野に品目別のガイドラインを設けて、日本国内すべての事業場において取り組みを進めています。


参考資料

松下グループ 紙・印刷物購入方針

【目的】
自らが大規模な紙の購入者かつ使用者であることを認識して、印刷物における経済、環境、社会の側面に配慮した購入を通じて、資源の有効利用、有害物質の削減、森林生態系の保護等地球環境負荷の低減を図る。

【基本方針】
当社が製作・使用する印刷物においては、以下の要件に合致する環境・社会に配慮された紙、印刷のみを購入するものとする。

【原則】

  1. 自然林に対する伐採圧の緩和、資源の循環的利用の観点から、古紙を利用した紙の購入を優先的に進める。
  2. バージンパルプを使用する場合には、紙の原料となるパルプの供給源、使用する森林についての情報を確認する。
    2-1)パルプ原料は以下の条件から選択されること。
    (1)第三者機関による認証を受けた森林認証材
    (2)植林材・二次林材
    (3)再・未利用材
    2-2)上記2-1(1)、(2)に使用する森林は以下のいずれかの条件を満たすこと。
    (ア)原料産出地の合法性が確認されること。(注1)
    (イ)持続可能な森林経営が営まれている森林から産出されていること。
  3. 印刷については、製版、刷版、印刷、加工、製本の工程やインキや接着剤等の材料において、リサイクルの阻害要因の排除、有害性の恐れのある化学物質の不使用等の配慮を行い、環境負荷が少ない印刷方法を採用すること。
  4. 本内容は段階的に達成されるものであることから、定期的に内容の見直しを行い、継続的な改善を図るものとする。
  5. 当方針に適合する購入が確実に実施されるよう、利害関係者と協力するとともに、必要な働きかけを行う。

注1:「伐採に当たって原木の生産される国又は地域における森林に関する法令に照らし手続が適切になされたものであること」とする。

【取り組み範囲】
国内で使用する情報用紙、製作する印刷物(カタログ、取扱説明書、企業カレンダー、企業手帳、社外配布物、社内配布物等)