2007年4月25日
複合機のタッチパネル操作で名刺データベースを簡単作成
名刺OCRソフト「ScanToOffice Card Ver.2」を発売
名刺データを有効活用し、情報収集力を向上
品名 |
名刺OCRソフト |
愛称 |
ScanToOffice Card Ver.2 |
希望小売価格(税込) |
105,000円(5ライセンス付属) |
発売日 |
2007年4月25日 |
年間出荷予定本数 |
3,600本 |
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(社長:岡本 博幸、本社:東京都港区芝1-7-17)は、複合機連携用の名刺OCRソフト「ScanToOffice Card Ver.2」を開発しました。
本製品は、キヤノン株式会社(以下キヤノン)製複合機imageRUNNER、Color imageRUNNERシリーズのアプリケーションプラットフォーム「MEAP*1」に対応した名刺OCRソフトです。複合機でスキャンした名刺画像をタッチパネル操作で、指定したパソコンに転送すると、自動的に名刺管理ソフト「名刺読取革命Lite Ver.2」*2が起動して簡単に名刺データの編集・管理ができます。複数枚の名刺を一括で電子データ化し、データベースとして有効活用できるため、業務効率の向上を図ることができます。
本製品はパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社が開発し、販売はキヤノンマーケティングジャパン株式会社(社長:村瀬 治男、本社:東京都港区港南2-16-6)が行います。
主な特長
(1) |
複合機から複数枚の名刺を一括読み込み |
(2) |
名刺管理ソフト「名刺読取革命Lite Ver.2」を搭載し簡単名刺データベース編集 |
(3) |
企業情報データベース閲覧サービスとの連携機能を装備*3
|
*1 |
Multifunctional Embedded Application Platformの略で、キヤノンのデジタル複合機「imageRUNNER」、「Color imageRUNNER」シリーズにおいて、プログラミング言語「Java」ベースのアプリケーションソフトを実行するためのプラットフォームです。 |
*2 |
「名刺読取革命Lite Ver.2」は、名刺管理ソフト「名刺読取革命Ver.2」の機能限定版ソフトウェアです。 |
*3 |
株式会社ランドスケイプ(以下ランドスケイプ)の企業情報データベースと連携が可能です。 |
【お問い合わせ先】
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 企画室
広報担当 倉光 TEL.092-477-1181 FAX.092-477-1562
[ホームページURL]
http://panasonic.co.jp/sn/psn/pstc/
●開発の背景
パナソニック ソリューションテクノロジーでは、2006年10月、高精度のOCRエンジンを搭載した名刺管理ソフト「名刺読取革命Ver.2」を発売しました。発売以来、名刺を簡単にデータベース化できる便利なソフトウェアとして、好評を得ています。
今回、当社が開発を行った「ScanToOffice Card Ver.2」は、複合機との連携によって、名刺をデータベース化できるキヤノンのMEAP専用ソフトウェアです。
名刺の編集作業をより簡便化したいというニーズに対応するため、「名刺読取革命Ver.2」の基本機能に特化した「名刺読取革命Lite Ver.2」を搭載しました。ユーザーインターフェースに優れた「名刺読取革命Lite Ver.2」を使用することで、初心者でも簡単に名刺情報を編集することができ、業務効率が向上します。
さらに、効率的な情報収集を行うために、名刺データの企業名から企業情報データベースにアクセスする連携機能も装備しています。
●主な特長の説明
(1)複合機から複数枚の名刺を一括読み込み
複数枚の名刺を複合機でスキャンし、タッチパネル操作で、指定したパソコンに一括で転送することが可能です。同梱されているコクヨS&T株式会社製の「クールフェイス」替紙を使用することで、標準的なサイズの名刺を一度に最大20枚スキャンできます。名刺データベースを簡単に作成でき、業務効率が向上します。
(2)名刺管理ソフト「名刺読取革命Lite Ver.2」を搭載し簡単名刺データベース編集
パナソニックの高精度のOCRエンジンを搭載した「名刺読取革命Lite Ver.2」は、高い認識率で名刺画像からテキストデータを抽出します。操作性にも優れており、名刺画像とテキストデータを見比べながら編集作業が可能なため、初心者でも簡単に使用できます。
(3)企業情報データベース閲覧サービスとの連携機能を装備
読み込んだ名刺の企業情報を検索したい場合は、ランドスケイプの企業情報データベース閲覧サービスにアクセスできます。各企業の事業所、支店ごとの売上情報などが参照できるため、効率的な情報収集ができます。
●利用イメージ
 ●ScanToOffice Card Ver.2 パソコン側ソフトウェアの主な仕様
入力画像 |
ファイル形式 |
TIFF形式(非圧縮/G3/G4/JPEG/Exif/PackBits)(*.tif/*.tiff) |
JPEG形式(*.jpg/*.jpeg) |
解像度 |
150〜400dpi(300dpi推奨) |
原稿サイズ |
最大A3版(400dpiの場合) |
文字認識 |
対象書体 |
マルチフォント(明朝体、角ゴシック体、丸ゴシック体、教科書体、ワープロ書体、正楷書体などの活字書体) |
対象文字種 |
約4,000文字 |
英字、数字、ひらがな、カタカナ、記号、第1水準漢字、第2水準漢字の一部(551字) 、ギリシャ文字の一部 |
対象文字サイズ |
6〜60ポイント(400dpiの場合) |
名刺形式 |
縦書き、横書き |
画像編集 |
ノイズ除去、傾き補正、回転 |
直接連携ソフト |
名刺読取革命Ver.2、名刺読取革命Lite Ver.2 |
●動作環境
複合機側
対応機種 |
キヤノン
imageRUNNER |
iR 105i/2250i/2270/2850i/2870/3200+MEAP拡張キット/
3350i/3570/4570/5160i/5570/6570/6060i/
7105i/7095i/7086N/7270N/8570N |
キヤノン
Color
imageRUNNER |
iR C2570/C2570F/C2620/C2620N/C2880/C2880F/
C3170/C3170F/C3220/C3220N/
C3380/C3380F/C3880/C3880F/
C4580/C4580F/C5180/C5180N/C5870/C5870N/
C6870/C6870N |
パソコン側
コンピューター本体 |
インテル® Pentium® III以上のCPUを搭載したパーソナルコンピューター
(インストール時にCD-ROMドライブが必須) |
対応OS |
Microsoft® Windows® 2000 Professional 日本語版SP4以上
Microsoft® Windows® XP Home Edition 日本語版
Microsoft® Windows® XP Professional 日本語版
Microsoft® Window VistaTM 日本語版(32bit版のみ) |
最小稼動メモリー |
128MB(256MB以上を推奨) |
ハードディスク |
128MB以上の空き容量 |
ディスプレイ |
800×600以上(1024×768以上を推奨)
High Color(16ビット)以上 |
※ |
Microsoft、Windows、Windows Vistaは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
※ |
Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 |
※ |
インテル、Pentiumは、インテルコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
※ |
その他記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 |
以上
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