(約102KB)| 品名・品番 本体希望小売価格 |
赤外線ワイヤレスマイクロホン （ハンド型） |
WX-LT100 | 40,950円 （税抜39,000円） |
|---|---|---|---|
| 赤外線ワイヤレスマイクロホン （ペンダント型） |
WX-LT300 | 43,050円 （税抜41,000円） |
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| 赤外線ワイヤレス受信機 | WX-LR100/A（1ch・2ch用） WX-LR100/B（3ch・4ch用） |
各73,500円 （税抜各70,000円） |
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| 充電台 | WX-LZ100 | 37,800円 （税抜36,000円） |
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| 受光センサー | WX-LS100 | 31,500円 （税抜30,000円） |
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| 受光センサー用混合器 | WX-LC10 | 7,770円 （税抜7,400円） |
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| 発売日 | 2007年3月28日 | ||
| 生産台数 | 年間650システム | ||
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社（代表者 遠山敬史）は、赤外線ワイヤレスマイクシステムを、2007年3月22日に発売します。
個人情報保護の施行や新・会社法への対応など、官公庁や企業にとって情報セキュリティへの取り組みはますます重要な課題となっています。文書やデータにとどまらず、「人の話す声」も重要な情報として捉えられ、会議などの場においても情報漏洩に配慮した拡声ツールが求められています。
このたび発売する赤外線ワイヤレスマイクシステムは、壁を透過しない赤外線で信号伝送をおこなうため、無線を傍受されない「優れた秘話性」を実現。情報セキュリティが求められる官公庁や企業の会議室などに最適です。また「混信しにくい」、「すべての部屋で同じマイクを使用できる」といった特長も実現しており、大学のような近接した部屋で多数のマイクが使われる施設、多様な電波が飛び交う市街地の施設にも適しています。本システムは、長年当社がサウンドシステム事業で培ってきたノウハウなどで会議や講義における「使いやすさ」を実現したものです。
【主な特長】
- 優れた秘話性、混信の防止、シンプルなマイク運用を実現する赤外線方式を採用
- 用途に合わせて使い分けられる2種類のマイクラインナップ
- 優れた運用性と高音質を実現する当社独自の設計
【お問合せ先】
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社 ＜報道関係者様＞ 商品マーケティンググループ 飯島 電話 045-540-5677 ＜お客様＞ お客様ご相談センター 電話0120-878-410 （受付：9時〜18時＜土・日・祝日除く＞）
【特長の解説】
1. 優れた秘話性、混信の防止、シンプルなマイク運用を実現する赤外線方式を採用
赤外線ワイヤレスマイクシステムは、マイクからの信号伝送を赤外線でおこないます。赤外線は光の一種で壁などを透過しないため、大きく以下の3つの特長を実現します。
1点目は、壁などに囲まれた室内であれば赤外線信号が漏れない※1ため、外部での無線傍受による盗聴を防止。情報の漏洩を防ぎます。2点目は、壁などに囲まれた室内であれば外部からの赤外線信号の侵入がないため、混信が発生しません※2。したがって、近接した多数の部屋で同時に使用する場合でも安心です。3点目は、壁などに囲まれた室内であれば他の部屋からの赤外線信号の侵入がないため、近接した部屋同士でも同じチャンネルで運用ができます。同じマイクをチャンネルの設定変更をせずにどの部屋でも使用できるため、部屋ごとにマイクを割り当てる必要がなく、利用者ごとに「マイ・マイク」を割り当てられるなど、シンプルな運用が可能です。
| ※1： | ガラス窓など光を通す部分からは漏れます。 |
| ※2： | 違法CB無線などの強電界や、同一室内での同チャンネル使用による混信は避けられません。 |
2. 用途に合わせて使い分けられる2種類のマイクラインナップ
マイクは、スピーチでの使いやすさを追求したベーシックなハンド型のWX-LT100と、ハンズフリー使用に適したペンダント型のWX-LT300が、それぞれ用意されています。
WX-LT100は授業や講演会・研修会など、一人の話者が長時間使用する場合でも疲れにくい約190 g（充電池2本を含む）の軽量設計を実現しています。またグリップ下に発光部がある従来のハンド型マイクと異なり、発光部をマイクヘッド部の下に搭載することで、うっかり発光部を手で隠してしまうことによる音途切れを防止します。
WX-LT300は、発光部・マイク部・本体部を一体化することで、従来のタイピン型マイクにあった煩わしいケーブルを省きました。装着はストラップを使って首にかけるため、本体部やマイク部を衣服に取り付ける必要がありません。そのためポケットのない服でも装着は簡単。スーツに限らず、さまざまな服装でご活用いただけます。またケーブルによるトラブルの心配もありません。
3. 優れた運用性と高音質を実現する当社独自の設計
当社の赤外線ワイヤレスマイクシステムは、従来からのサウンドシステム事業や、業界でトップシェアを誇るワイヤレスマイクシステムの開発・販売を通して培ってきたノウハウを活かし、会議や講義などにおける使いやすさを追求しました。
マイク2機種は、赤外線ワイヤレスマイクとしては初めてPLL方式を採用※3。1本のマイクで全4チャンネルの切り換えができるため、チャンネルによって使用マイクが固定されることなく、柔軟な運用が可能です。またトランスミッター（送信機）として使えるライン入力を装備しており、語学講義中の音声教材やPCを用いたプレゼンテーションでの音声などを、本システムを通して拡声することができます※4。マイクの電源には入手しやすい市販のパナソニック製単3形充電池が使用でき※5、充電台WX-LZ100を用いればマイク本体に装着したままの充電も可能です。また省エネ設計により、ハイパワーモードで約6時間の連続使用が可能（ローパワーモード時は約8時間）。緊急時には単3形乾電池も使用できる2ウェイ電源方式を採用しています。さらに当社独自の方式によりS/N比が高く、音途切れ寸前までノイズの少ない明瞭な音を実現。運用性・音質両面から、さらなる使いやすさの向上を図っています。またWX-LT300は音量調節用のスイッチを装備しており、使用者自身のマイクはもちろん、他の人が使っているマイクやライン入力の音量も調節可能です※6。
さらにマイクからの赤外線信号を受ける受光センサーに、1台で水平360°の広い受信範囲をカバーできるドームタイプのWX-LS100を用意しています。一般的な広さなら1台でも受信が可能なうえ、受光センサー用混合器WX-LC10を用いれば4台まで接続が可能。受信範囲の広さに応じて設置ができます。
| ※3： | 受信機はPLL方式を採用していません。 |
| ※4： | ライン入力使用時はマイクを使用できません。 |
| ※5： | 充電式単3形ニッケル水素電池HHR-3MPSまたはHHR-3XPS（松下電池工業株式会社製） |
| ※6： | 他の人が使っているマイクで音量調節ができるのは、使用者自身のマイクと同じ受信機（WX-LR100/AあるいはWX-LR100/B）内のもう一方のマイクです。 |
| 赤外線波長 | 850 nm | |
|---|---|---|
| 副搬送波チャンネル | 4波中の1波（1ch：2.30 MHz/2ch：2.80 MHz/3ch：3.20 MHz/4ch：3.80 MHz） | |
| トーン信号 | 32.768 kHz | |
| 発振方式 | 水晶制御PLLシンセサイザー方式 | |
| 到達距離 | 約20 m（Hi時）、約14 m（Lo時） ［光軸上見通し、WX-LR100/A（1ch）+WX-LS100使用時］ |
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| 実用受信範囲 | 受光センサーより半径約8 m（Hi時）、半径約6 m（Lo時） ［（WX-LR100/A、WX-LR100/B）+WX-LS100使用時］ |
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| 標準変調感度 | WX-LT100 | ±12.5 kHz FM（94 dB SPL 1 kHzにて） |
| WX-LT300 | ±12.5 kHz FM（84 dB SPL 1 kHzにて） | |
| 最大変調感度 | ±40 kHz FM以内 | |
| 使用マイク | 単一指向性エレクトレットコンデンサーマイクロホン | |
| 周波数特性 | 100 Hz〜10 kHz（1 kHz基準50 μsエンファシス） | |
| 入力等価雑音 | WX-LT100 | 40 dB SPL以下（聴感補正A） |
| WX-LT300 | 45 dB SPL以下（聴感補正A） | |
| 外部入力レベル | 0 dBV〜-30 dBV | |
| 外部入力ジャック | φ3.5ミニジャック | |
| 使用電池 | 単3形アルカリ乾電池×2個または充電式単3形ニッケル水素電池※×2個 ※松下電池工業株式会社製HHR-3MPSまたはHHR-3XPS |
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| 電池残量表示 | 緑・・正常時／赤・・電池交換・充電警告時 消灯・・残量なし（動作せず。電池の交換・充電が必要です） |
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| 電池寿命（常温25 ℃連続使用） | 単3形アルカリ乾電池LR6（XJ）使用時： 約5時間（Hi時）／約8時間（Lo時） 充電式単3形ニッケル水素電池HHR-3MPSまたはHHR-3XPS使用時： 約6時間（Hi時）／約8時間（Lo時） |
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| 使用温度範囲 | +5 ℃〜+35 ℃ | |
| 寸法 | WX-LT100 | 最大径φ44.6 mm×236 mm（長さ） |
| WX-LT300 | 最大径77 mm（幅）×28 mm（高さ）×102 mm（奥行） | |
| 質量 | WX-LT100 | 約170 g（付属マンガン乾電池2本含む） |
| WX-LT300 | 約135 g（付属マンガン乾電池2本、ストラップ含む） | |
| 仕上げ | WX-LT100 | 黒色塗装（マイクヘッド部）、シルバーメタリック塗装（グリップ部） |
| WX-LT300 | シルバーメタリック色塗装（操作部）、ブルーメタリック色塗装（外周部） | |
| 電源 | DC24 V（付属品専用ACアダプター使用のこと） |
|---|---|
| 消費電流 | 250 mA |
| センサー入力 | 75 Ω F型コネクター（適合受光センサー：WX-LS100） WX-LS100用電源出力（DC22 V 100 mA（最大）） |
| 受信チャンネル（副搬送波周波数） | WX-LR100/A・・・1ch：2.30 MHz/2ch：2.80 MHz WX-LR100/B・・・3ch：3.20 MHz/4ch：3.80 MHz |
| 受信方式 | 同調ストレート検波方式 |
| 受信感度 | S/N50 dB以上（30 dBμV入力、±12.5 kHzFMにて） |
| スケルチレベル | 25 dBμV（受光センサー含む） |
| トーンスケルチ周波数 | 32.768 kHz |
| S/N | 60 dB以上（60 dBμV入力、±12.5 kHzFMにて、聴感補正A） |
| 音声信号処理 | 2倍対数伸長（1：2デシリニア伸長） |
| ひずみ率 | 1.0 %以下（60 dBμV入力、±12.5 kHzFMにて） |
| 周波数特性 | 100 Hz〜10 kHz |
| ディエンファシス | 50 μs |
| 補助入力 | -20 dBV 600 Ω 不平衡 大型単頭ジャック |
| ミキシング出力 | -20 dBV/-60 dBV 切替可能 600 Ω 不平衡 大型単頭ジャック |
| 最大出力 | -2 dBV（-20 dB切替時） |
| 残留雑音 | 30 μV以下 |
| 音量制御※ | 2 dBステップで可変（+6 dB〜-16 dBの範囲＜電源OFF/ONにより、リセット＞） |
| 使用温度範囲 | -10 ℃〜+50 ℃ |
| 寸法 | 210 mm（幅）×44 mm（高さ）×210 mm（奥行） （高さはゴム足、奥行きはつまみなど突起部含まず） |
| 質量 | 約1.1 kg |
| 仕上げ | AVライトグレイ色塗装 |
| 電源 | DC22 V（赤外線ワイヤレス受信機WX-LR100/AまたはWX-LR100/Bから供給） |
|---|---|
| 消費電流 | 20 mA |
| 赤外線波長 | 850 nm |
| センサー出力 | 75 Ω F型コネクター |
| 受信チャンネル（副搬送周波数） | 設定スイッチ「1/2」 1ch：2.30 MHz、2ch：2.80 MHz 設定スイッチ「3/4」 3ch：3.20 MHz、4ch：3.80 MHz |
| 使用温度範囲 | -10 ℃〜+50 ℃ |
| 寸法 | 最大径φ113.5 mm×34.5 mm（高さ）（F型コネクター突起含まず） |
| 質量 | 約0.2 kg |
| 仕上げ | 赤外透過型アクリル樹脂（黒色） |
| 電源 | AC100 V 0.3 A |
|---|---|
| 定格出力 | DC5 V 2 A |
| 対応充電池 | 松下電池工業株式会社製充電式単3形ニッケル水素電池 （HHR-3MPSまたはHHR-3XPS) |
| 充電時間 | 約7時間 |
| 使用温度範囲 | +5 ℃〜+35 ℃ |
| 寸法 | 210 mm（幅）×123 mm（高さ）×105 mm（奥行） （ハンド型マイク用アダプター含まず） |
| 質量 | 約1.1 kg |
| 仕上げ | ABS樹脂黒色塗装 |
| センサー入力 | 4系統75 Ω F型コネクター（電源：入出力通過型） |
|---|---|
| センサー出力 | 1系統75 Ω F型コネクター（電源：入出力通過型） |
| 通過周波数 | 1ch：2.30 MHz、2ch：2.80 MHz、3ch：3.20 MHz、4ch：3.80 MHz |
| 通過損失 | 8 dB |
| 使用温度範囲 | -10 ℃〜+50 ℃ |
| 寸法 | 78 mm（幅）×15.5 mm（高さ）×24 mm（奥行） （F型コネクター含まず） |
| 質量 | 約50 g |
| 仕上げ | ニッケル梨地メッキ |
■設置・使用上のご注意
| ● | 屋外など、強い光や太陽光が受光センサーに直接当たる場所には設置できません。 |
| ● | 赤外線を発する機器とは同時に使用できない場合があります。プラズマディスプレイをご使用される場合は、赤外線ワイヤレスシステム対応の製品を使用する必要があります。非対応のプラズマディスプレイが設置されている空間では使用できません。 |
| ● | 窓際あるいは窓が多い部屋など、太陽光が強く当たる場所では受信範囲が狭くなる場合があります。その場合は、白系のカーテンやブラインドなどを使うと改善される場合があります。 |
