品名 | CATVデジタルセットトップボックス |
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品番 | TZ-DCH1800 |
発売時期 | 2006年11月 |
本体希望価格 | オープン |
松下電器産業株式会社 パナソニック システムソリューションズ社(代表者:遠山敬史)ではOFDMチューナ内蔵・双方向サービス対応のCATVデジタルセットトップボックスTZ-DCH1800を、2006年11月よりケーブル事業者様向けに発売いたします。
TZ-DCH1800は、地上デジタル放送のパススルー伝送方式をご採用のケーブル事業者様に双方向サービスの提供を可能にし、ケーブル事業者様の事業の発展を推進する重要な機種であると、当社では位置づけています。
TZ-DCH1800の主な特長は、地上デジタル放送のパススルー伝送(OFDM)とトランスモジュレーション伝送(64QAM)の両方式に対応していること。ケーブル事業者様の採用する伝送方式に合わせて柔軟に地上デジタル放送の番組提供が可能です。さらに、ケーブルモデムを内蔵し、日本ケーブルラボ*1の運用仕様SPEC011*2に準拠予定であり、その機能を使ったPPV(ペイ・パー・ビュー)サービスや双方向データ放送サービス、視聴状態の確認やVOD(ビデオ・オン・デマンド)など、便利な各種双方向サービスの構築が可能です。
当社では現在、標準HDTVモデルセットトップボックス(STB) TZ-DCH500、エントリーHDTVモデルTZ-DCH505、ケーブルモデム内蔵のTZ-DCH1000、OFDMチューナ内蔵のTZ-DCH800そしてHDD内蔵のTZ-DCH2000と、合計5機種のラインナップをそろえていますが、ケーブル事業者様からのご要望の多かったOFDMチューナ内蔵・双方向サービス対応モデルであるTZ-DCH1800の発売により、ラインナップがさらに充実、これからもケーブル事業者様の多様な要望に対応してまいります。
【現在発売中のCATVデジタルセットトップボックス ラインナップ】
TZ-DCH500 | 標準HDTVモデル | (2004年3月発売) | ||
TZ-DCH505 | エントリーHDTVモデル | (2004年11月発売) | ||
TZ-DCH1000 | ケーブルモデム内蔵モデル | (2005年4月発売) | ||
TZ-DCH800 | OFDMチューナ内蔵モデル | (2005年7月発売) | ||
TZ-DCH2000 | HDD内蔵モデル | (2006年6月発売) |
【主な特長】
CATVデジタルセットトップボックス TZ-DCH1800 |
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【お問合せ先】
パナソニック システムソリューションズ社 ソリューション本部 商品マーケティンググループ 宣伝チーム 佐藤/常山 TEL 045-540-5677(直通) FAX 045-540-5531 E-MAIL cbmd@gg.jp.panasonic.com
【TZ-DCH1800の主な特長】
1.地上デジタル放送のパススルーとトランスモジュレーション両方式対応
従来のトランスモジュレーション方式に加え、地上デジタルOFDMパススルー方式にも対応。ケーブル事業者様の採用の伝送方式に合わせて、柔軟に地上デジタル方式の番組提供が可能です。
2.DOCSIS1.1相当のケーブルモデム内蔵
VOD(ビデオ・オン・デマンド)PPV(ペイ・パー・ビュー)サービスや双方向データ放送サービス、視聴状態確認など、便利な各種双方向サービスの構築が可能です。
3.TVインターネット機能を装備/Tナビサービスの利用も可能
TVインターネットに対応するHTMLブラウザを搭載し、ケーブル事業者様の双方向サービスの構築にご利用できます。また、松下電器の提供するTV向けポータルサイト「Tナビ」が利用できます。
*なお、本機の機能の一部は、ケーブル事業者様のサービス内容によりご利用いただけない場合があります。
【用語説明】
*1 | 日本ケーブルラボ運用仕様 |
・ | 日本ケーブルラボが制定したデジタル化の運用仕様となるもので、各社はこれに基づき機器やシステムを商品化しています。 |
・ | 日本ケーブルラボはケーブルテレビ(CATV)のデジタル化に対応するため、(社)日本ケーブルテレビ連盟の下部組織として2000年から活動を始め、運用仕様の策定やCATV機器の普及推進に取り組んでいます。 |
*2 | 本機TZ-DCH1800は下記の日本ケーブルラボ運用仕様に準拠予定です。 |
JCL SPEC-001 BSデジタル放送トランスモジュレーション運用仕様 JCL SPEC-002 東経110度CSデジタル放送トランスモジュレーション運用仕様 JCL SPEC-003 デジタル放送リマックス運用仕様(自主放送) JCL SPEC-004 デジタル放送リマックス運用仕様(i-HITS) JCL SPEC-005 JC-HITSトランスモジュレーション運用仕様 JCL SPEC-007 地上デジタルテレビジョン放送トランスモジュレーション運用仕様 JCL SPEC-011 デジタルケーブルテレビ双方向運用仕様(保守運用・PPV・WEB) |
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*3 | ケーブルテレビで地上デジタル放送を再送信するための方式のひとつ。受信した電波を変調方式を変えずに伝送する方式。 |
*4 | ケーブルテレビで地上デジタル放送を再送信するための方式のひとつ。中継器に多重化されている複数の番組をケーブルテレビ局側が受信して変調方式を64QAM変調方式に変更し、そのまま視聴者へ送出する方式。 |
*5 | Data Over Cable Service Interface Specifications。米ケーブルラブズ(CableLabs)等により作成された、CATVネットワーク(HFC網)上でデジタルデータを伝送する際の標準仕様。DOCSISは、ケーブル事業者装置と加入者宅の両方の装置の技術的な仕様を定義しており、多くのCATV事業者やケーブル機器ベンダによってサポートされています。 |
[TZ-DCH1800 定格]
■本体
電源電圧 | AC100 V 50/60 Hz | |
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消費電力 | 電源オン:13 W | |
電源オフ:0.1 W | ||
放送方式 | デジタル有線テレビジョン放送方式(64 QAM) 標準デジタルテレビジョン方式(OFDM) *本機ではワンセグ放送は受信できません。 |
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受信周波数 | 90〜770 MHz | |
接続端子 | ケーブル入力端子 | F型接栓、75 Ω 64QAM:49〜81 dBμ V (平均値) OFDM:47〜81 dBμ V (平均値) ケーブルモデム:49〜79 dBμ V (平均値) |
分配出力端子 | F型接栓、75Ω、分配損失5dB(TYP) | |
D映像出力端子 | D1/D2/D3映像 Y:1.0 Vp-p 75 Ω/ PB、PR:0.7 Vp-p 75 Ω |
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出力1/出力2端子 | S1/S2映像 Y:1.0 Vp-p 75 Ω、C:0.2860 Vp-p 75 Ω 映像 1.0 Vp-p 75 Ω 音声 250 mV rms(標準)、2.2 kΩ以下 |
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光デジタル音声出力端子 | -18 dBm 660 nm JEITA CP-1201準拠 | |
電話回線(モジュラー)端子 | 2400 bps、MNP4(着呼機能なし) | |
Irシステム端子 | Irシステムケーブル用 | |
外形寸法 | 幅28 cm・高さ5.7 cm(脚含む)・奥行29.2 cm(端子含む) | |
質量 | 1.7 kg | |
環境条件 | 使用周囲温度範囲:0 ℃〜40 ℃、許容相対湿度:10%〜80%(結露のないこと) |
■リモコン
電源電圧 | DC3 V(単3形乾電池2個使用) |
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操作距離・範囲 | 約7m以内(本体正面距離)、左右各約30°以内、上下各約20°以内 |
質量 | 150 g(乾電池含む) |
■付属品
標準付属品 | リモコン、単3形乾電池(2個)、Irシステムケーブルユニット、電源コード |
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映像・音声コード、取扱説明書 |