品名 | 顔認証サーバーソフトウェア | 顔登録拡張キット |
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品番 | WV-ASF950 | WV-ASFE951W |
本体希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 |
発売時期 | 2018年8月 | 2018年8月 |
パナソニック株式会社は、新たに展開するディープラーニング顔認証システム「FacePRO」を構成する、ディープラーニング技術を応用した顔認証サーバーソフトウェアを2018年8月より発売します。
本製品は、世界最高水準の顔照合性能※1を持つエンジンを核とした、高精度の顔認証ソフトウェアで、従来の顔照合技術では照合が難しかった、左右 45 度や上下30度の顔向きが付いた場合やサングラス等で一部顔が隠れている場合でも照合を可能としました。加えて、顔認証に最適な顔画像を撮像段階から狙って自動調整する「iA(インテリジェント・オート)モード」※2を搭載し、本製品同梱のベストショット・ライセンスキーをインストールした当社製ネットワークカメラi-PRO EXTREMEシリーズと併用することで、カメラ側で切り出した顔認証に必要な画像(ベストショット画像)のみをサーバー側に送ることが可能になります。当社のコアデバイスと高精度の顔認証ソフトウェアの組み合わせで、顔認証エンジンの性能を最大限引き出し、高い精度の認証を実現します。また、顔認証が困難であった、マスク着用による一部顔が隠れた状態でも照合を可能にする機能拡張を2018年中に予定しております。
さらに、本製品とiA機能搭載カメラを組み合わせることで、サーバー負荷が大きい画像解析をカメラ側で行い、カメラ側で切り出したベストショット画像のみをサーバーに送ることが可能になります。これにより、サーバー負荷、ネットワーク負荷が軽減するため、システム全体でのコスト低減につながります。そのため、10台以上のネットワークカメラを接続したシステムの場合、ベストショット機能を使わない従来型に比べ、約40~50%のコスト削減が可能となります。
当社は、監視システムとの統合管理を可能とした顔認証ソリューションを提供するなど、今後もセキュリティ関連製品をさらに強化し、ますます多様化・進化するお客様のニーズにあったさまざまなソリューションを提供していきます。これらのソリューションの提供により、リアルな現場のお困り事を解決する「現場お役立ちのトータルインテグレーター」を目指します。
<主な特長>
- 「高精度」:
・NIST(IJB-A)評価による世界最高水準の顔認証エンジン
・iA機能とベストショット画像により顔認証エンジンの性能を最大限に引き出し、高い認証精度を実現 - 「システムコスト低減」:ベストショット画像のみの送信でサーバー負荷、ネットワーク負荷を軽減
- 「システム拡張性」:
・最大3万顔の登録可能(オプション。別売)
・i-PRO監視システムによる統合管理:顔認証システムと監視システムを同一GUIで統合管理可能
- ※1:2017年4月、世界で最も権威のある機関の一つアメリカ国立標準技術研究所NIST(National Institute of Standards and Technology) の 比較試験(IJB-A Face Verification Challenge Performance Report、IJB -A Face Identification Challenge Performance Report)において世界最高レベルの顔認証性能を達成
- ※2:当社コンシューマー向けのデジタルカメラ「LUMIX」の技術を応用し、従来、被写体の動きや逆光で見えにくかった顔の映像に対し、カメラが自動的に移動物体、移動速度、顔、光量(昼・夜)のシーンを検知、より最適な設定をリアルタイムで行い、顔認証に最適な顔の画像を撮影可能とする機能
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