品名 | 「帳票キーワード認識ライブラリー」 (OCRソフト用開発キット「カラーOCRライブラリー」シリーズ) | |
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用途 | スマートデバイスに対応した店舗、サービス窓口向けシステムなどに OCR機能を組み込むための開発ツールキット | |
発売開始日 | Windows版 | 2017年5月19日 |
iOS版、Android版、Linux版 | 2017年6月30日 | |
販売目標 | 50本/2017年度 |
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(社長:香田 敏行、本社:東京都港区)は、2017年5月19日より、OCRソフト用開発キット「カラーOCRライブラリー」シリーズ「帳票キーワード認識ライブラリー」の発売を開始します。OCRのレイアウト認識・文字認識において、キーワード認識という新しいロジックを採用したことで、これまで認識が難しかった形式の帳票に対応しました。本製品を、スマートデバイスのアプリなどに組み込むことで、データ活用の幅が広がります。
店舗やサービス窓口など、ビジネスの最前線でもモバイル活用が一般的になりました。その結果、オフィスに加え、現場で使用されるさまざまな帳票認識の可能性に期待が集まり、当社にも多数の要望が寄せられました。しかし、これまでのOCRエンジンでは、保険証券や公共料金の伝票など、罫線がないものや、罫線色や背景色が多様で罫線の抽出が難しい帳票には適していませんでした。
そこで、当社は、帳票内の罫線情報によって、フォーマットを認識する従来のロジックを刷新し、本製品を開発しました。帳票中のキーワードを基点として認識対象文字列の位置を把握する仕組みによって、罫線で文字が囲まれていない、あるいは罫線情報が識別しにくい帳票画像も自動的に読み取ることができます。これにより、従来はOCRの利用が難しかった帳票のデータ入力にかかる工数を大幅に削減するだけでなく、その場でのデータの二次活用・サービス連動を可能にし、機動力・サービス品質向上につながります。当社は、今後も、ICT技術を活用し、お客様の生産性向上を支援していきます。
主な特長
- キーワード識別により、罫線のない多種多様な定形帳票を自動認識
- スマホ・タブレットの撮影画像にも対応でき、現場で作業を完結可能
- 新方式の傾き補正機能により、撮影環境による影響を低減
【お問い合わせ先】
- パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
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