プレスリリース

2015年10月29日

鉛蓄電池事業の譲渡に関する基本合意について

本日、パナソニック株式会社は、連結子会社であるパナソニック ストレージバッテリー株式会社(以下、「PSB」)で行っている鉛蓄電池事業を、株式会社GSユアサ(以下、「GSユアサ」)に譲渡すること(以下、「本件譲渡」)について基本合意いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

1.背景および目的

当社は1937年に自動車用鉛蓄電池を生産開始以来、産業用・車両用の鉛蓄電池を生産販売してきました。1975年に静岡県の浜名湖工場で生産を開始し、2004年10月に浜名湖工場はPSBとして分離独立しました。その後、2005年に販売開始したカーバッテリーcaos(カオス)シリーズは、日本国内において広く浸透し、業界において一定の地位を確保してきています。
近年、アイドリングストップ車の普及などにより鉛蓄電池の需要は堅調に推移していますが、鉛価格の高止まりなどにより市場における競争環境は年々厳しさを増しています。このような中、今後も当該事業を成長拡大させるためには、経営体質強化や海外販売の拡大などが必要であり、継続した投資が肝要です。今回、事業規模や競争力の観点から、業界大手のGSユアサの傘下で事業を展開していくことが、当該事業の今後の成長に資するものと判断し、本件譲渡について基本合意を行うことを決定いたしました。

2.基本合意の内容

当社とGSユアサとの基本合意事項の要旨は以下の通りです。

(1)当社は、PSBの全株式の85.1%をGSユアサに譲渡する。

(2)当社は、PSBの残る株式14.9%を2年間保有し、事業の円滑な引継ぎに協力する。

(3)当社は、本件譲渡のほか、鉛蓄電池事業を担当している海外拠点の当該事業もGSユアサグループに譲渡する。

3.今後の見通し

当社とGSユアサは今後、最終契約書の締結に向けて協議を進めていきます。各々の譲渡は最終契約書の定めに従って実施することになり、現時点では2016年度第1四半期内を予定しています。


(ご参考)

【株式譲渡する会社の概要】
(1)名称 パナソニック ストレージバッテリー株式会社
(2)所在地 静岡県湖西市境宿555番地
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役社長 根津 和人
(4)事業内容 自動車用バッテリー、制御弁式、EV用制御弁式などの鉛蓄電池の開発・製造・販売
(5)資本金 20億円
(6)設立 2004年10月1日
【譲渡先の概要】
(1)名称 株式会社GSユアサ
(2)所在地 京都市南区吉祥院西ノ庄猪馬場町1番地
(3)代表者の役職・氏名 取締役社長 村尾 修
(4)事業内容 自動車用・産業用各種電池、電源システム、受変電設備、照明機器、紫外線応用機器、特機機器、その他電気機器の製造・販売
(5)資本金 100億円
(6)創業 2004年6月1日

以上