プレスリリース

2013年7月10日

パナソニック システムネットワークス株式会社

国内初(※)のオールインワンタイプの集線装置

マルチアクセスコンセントレータを発売

5GHz無線、Wi-Fi、920MHz特小無線のネットワーク構築を1台で実現

品名 マルチアクセスコンセントレータ
品番 EA-7TW11BS0
本体希望小売価格 オープン価格
発売時期 2013年11月

パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者 高木 俊幸)は、業務用マルチアクセスコンセントレータ(EA-7TW11BS0)を2013年11月に発売します。各種センサー機器とシリアル接続、センサー情報を伝送する「920MHz帯通信ユニット」(EA-6HW11MS1)も併せて発売します。
本製品は、5GHz無線(4.9GHz帯)を用いた長距離中継通信と、公衆/プライベート共存が可能なWi-Fi対応端末を収容する業務用Wi-Fi基地局に加え、920MHz特小無線によって様々なセンサー端末からの情報等を収集するローカルエリアネットワークの構築までを1台で実現するものです。

従来は用途毎に基地局、中継器等の設置が必要であり、都度、システム設計を行う必要がありました。
本製品は1台で3種類の通信仕様に対応しているため、コスト面、設置スペース、施工性の改善に貢献し、ネットワークインフラの拡張と様々な分野でのサービスの可能性を広げることができます。また、各種インターフェースの搭載により、用途に合わせたアンテナや、ネットワークカメラ等の機器・装置と組み合せて活用できるなど、お客様のご要望にあわせたシステムを構築することが可能です。

当社は、本製品の発売により、地方自治体、中央省庁、通信キャリア等、団体や業種業態ごとのニーズに応える無線通信ネットワークシステムの導入・運用に貢献していきます。さらに今後もアプリケーション開発やプラットフォーム構築等、多用途に展開し、さらにはグローバルにも展開を図っていきます。

本製品は、2013年7月10日(水)の福岡会場を皮切りに開催される総合展示会「SOLUTION Japan 2013」に出展します。詳しくは展示会のHPをご覧ください。(http://panasonic.biz/solution/press/news/news_1305.html

※2013年6月末時点。日本国内において、5GHz無線、Wi-Fi、920MHz特小無線の通信仕様を1つの装置(筐体)に搭載している集線装置として。

【主な特長】

  1. 5GHz無線による長距離中継通信、業務用Wi-Fi基地局、920MHz特小無線のネットワークの構築を1台で実現
  2. イーサネットを3ポート(内2ポートは外部装置にPoE給電可能)搭載
  3. 屋外型創エネ・蓄エネ電源との組み合せによる独立運用で災害に強く環境配慮型のシステムを実現

【お問い合わせ先】

パナソニック システムネットワークス株式会社
パナソニック システムお客様ご相談センター
電話フリーダイヤル 0120-878-410
(受付:9時〜17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)

【開発の背景】

東日本大震災以降、防災意識の高まりや、災害に強い安心・安全な街づくりを支える地域情報インフラとして、無線通信ネットワークが注目されています。また、無線通信網の高速化や無線搭載端末の普及も背景に、地方自治体、中央省庁では、沿岸部の潮位監視や河川の水位監視、通信キャリア、道路事業者、鉄道事業者、電気・ガス・水道等のユーティリティ事業者、各種製造業などにおいては、業務効率化、施設や構造物の管理、防災・災害対策など様々な用途における無線通信ネットワークシステムの需要が年々高まっています。

しかし、基幹通信網やエリア通信網、センサーネットワークなどの構築は、用途に合わせて都度システム設計を行う必要があり、機器選定の煩雑さや設置スペース、施工性、コスト等、さまざまな課題がありました。
このような中、当社は、5GHz長距離中継通信、Wi-Fi基地局、920MHz帯特定小電力無線機能を国内で初めて1台に集約した、マルチアクセスコンセントレータを開発しました。

【主な特長】

1. 5GHz無線による長距離中継通信、業務用Wi-Fi基地局、920MHz特小無線のネットワークの構築を1台で実現

本製品は、(1)5GHz無線(4.9GHz帯)を用いた長距離中継通信機能、(2)公衆/プライベートサービス共存が可能なWi-Fi対応端末を収容する2.4G/5GHzデュアルバンドWi-Fi基地局機能、(3)920MHz特小無線によって様々なセンサー機器からの情報等を収集する機能までを1台で実現します。
従来は、個々の通信機器を手配し、お互いの干渉を考慮して設置しなければなりませんでしたが、本製品は相互干渉を抑制して1つの筐体内に収容し、オールインワン化を実現しました。なお、本製品は、幅350mm×高さ76mm×奥行き260mmのコンパクト設計で、防塵防水規格のIP66仕様となっています。

高出力可能な4.9GHz帯により見通しで最長40km通信、近距離では最大450Mbpsで通信が可能です。また、ダイバー機能により海上伝搬にも対応できるほか、2ポート装備により中継地点も1台で多段接続が可能です。Wi-Fi基地局機能では、2.4GHz(13ch)/5GHz(W56,11ch)のデュアルバンド、IEEE802.11n(3MIMO,450Mbps)に対応。さらにSSID多重(最大16)によるマルチサービスが可能となっています。さらに、マルチホップ通信に対応した920MHz帯通信ユニット(別売)で各種センサー機器をオンライン化でき、本製品1台で128台の920MHz帯通信ユニットの収容が可能です。

2. イーサネットを3ポート(内2ポートは外部装置にPoE給電可能)搭載

インターフェースとして、USBとイーサネットを3ポート(内2ポートは外部装置にPoE給電可能)搭載しています。これにより、用途に応じたシステムネットワーク構成、および外部アンテナ選択が可能です。
また、PoE/PoE+給電機能により、ネットワークカメラ等の外部端末への給電ができるので、従来は必要であった屋外用収容BOXへのHUBや電源の収容や、配線工事をすることなく、屋外でも簡単にシステムを構築することができます。

3. 屋外型創エネ・蓄エネ電源との組み合せによる独立運用で災害に強く環境配慮型のシステムを実現

当社が2013年10月に発売予定の、創エネと蓄エネの機能を併せ持つ屋外型の電源装置である「屋外インフラ用創蓄連携装置」(AF-XD2100010)と組み合わせることにより、通常は商用電源を利用し、有事に商用電源が利用できなくなった場合には太陽光発電(別途必要)とリチウムイオン電池による独立運用を継続することができます。さらに、ネットワークカメラなどの各種機器と組み合わせることにより、太陽光発電(別途必要)とリチウムイオン電池による環境配慮型で、しかも災害時にも活躍するシステムを構築することができます。

以上


<ご参考:本製品でのネットワーク構築イメージ>

<ご参考:本製品を活用したシステム例>

<商品写真:マルチアクセスコンセントレータ(EA-7TW11BS0)>