パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者 遠山 敬史)は、複数の電子マネーに1台で対応する「マルチアプリケーション対応非接触ICカードリーダーライター(以降マルチICリーダーライター)」を2006年9月に販売開始して以来、2012年2月までの約5年5ヶ月間で累計50万台※1の販売を達成しました。
当社のマルチICリーダーライターは、複数の電子マネーを高速に切り替えることができる「アプリケーション・スイッチング方式」の採用、最大7種類の電子マネーが搭載可能、国内外で普及している主要な非接触ICカード3方式※2に対応という特長を持ち、お客様から高い評価を得ています。
また、POSや飲料自動販売機等へ内蔵するモジュール型「JT-R311CRシリーズ」、液晶表示器や効果音の音源を内蔵した据置き型「JT-R200CRシリーズ」、百貨店、スーパーマーケット、外食等のPOS市場向けに外付け可能なPINPAD一体型ICカードリーダーライター「JT-R400CRシリーズ」、「JT-R230CRシリーズ」など、ますます多様化する電子マネー市場に合わせ、豊富な商品ラインナップで対応して参りました。
今後も当社は、お客様の信頼に更にお応えするために、新LSI搭載の製品を2012年に発売し、マルチアプリケーション対応非接触ICカードリーダーライター累計100万台※1を目指して参ります。
【お問い合わせ先】
- パナソニック システムネットワークス株式会社
システムお客様ご相談センター - 電話 0120-878-410
【商品写真】
<JT-R200CRシリーズ> | <JT-R400CRシリーズ> |
<ご参考(1):新LSIを搭載した製品の特長>
1)高いセキュリティ性を保ち、価格対応力を強化
主要部品の1チップ化により、各種データ暗号化方式(DES、TDES、AES、RSA2048ビット等)への対応を担保しつつ、マルチICリーダーライターの価格対応力を強化。
2)NFC※3や非接触クレジット決済サービスの国際規格との共存を実現
国内電子マネーに関する各種規格と共に、近距離無線通信規格であるNFCや非接触クレジット決済サービスの国際規格との共存を実現。
3)搭載可能なサービス数を31に拡張
現行機種との高い上位互換性、機能継承を実現しつつ、搭載可能なサービス数を31に拡張。
<ご参考(2):当社の決済用非接触ICリーダーライター事業について>
当社は、非接触ICリーダーライター(シングル)を公共交通機関向けに、2003年より納入を開始しました。
その後、電子マネー市場の拡大に合わせ、金融・クレジット業界、自販機業界、流通業界、運送業界などの様々なサービスへ対応してきました。
またセキュア・小型化という機能に焦点を絞り、複数のサービスが融合する業界の動きに先駆けてマルチICリーダーライターを発売することで、シングル型・マルチ型を合わせた総納入台数で約70万台と業界トップクラスの販売数(2012年2月現在)を達成しています。
- ※1マルチアプリケーションに対応した共通LSIを搭載した機種において
- ※2国際規格ISO/IEC14443 TypeA及びTypeB、ソニーが開発した非接触ICカードの技術方式であるFeliCa※4
- ※3近距離無線通信の国際規格(ISO/IEC18092、ISO/IEC21481)
- ※4FeliCaはソニーの登録商標になります