パナソニック株式会社は、1月25日より仮想移動体通信事業者(以下、MVNO※)として公衆無線ネットワーク回線の提供を開始します。これにより、当社製品とネットワークサービスを、End-to-Endでまるごと提供する新たなサービスを実現します。
現在、パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器だけでなく、テレビやレコーダー、デジタルカメラなどの家電製品についても、ネットワーク回線に接続することで新たな商品価値が生み出されつつあります。
しかし一方で、新たにネットワーク回線を利用するためには、お客様自身がネットワーク回線事業者と直接契約するのが一般的であり、機器や回線事業者ごとに契約が異なるなど、設定や障害復旧において、お客様にとって大きな負担となっています。
今回、当社はMVNO※としてのサービスを開始し、直接、お客様に公衆無線ネットワーク回線を提供します。AV機器や白物家電、エネマネ商品からヘルスケア、セキュリティ、住宅設備に至るまで、当社グループの幅広い製品群と、ネットワークサービスやカスタマーサポート等を、ネットワーク回線を含めた、お客様の負担が少ない新たなサービスとして、提供することが可能です。
まずは第1弾として、1月25日から、パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社が、同社の運営する「CLUB Panasonic My MALL」のお客様向けに、公衆無線ネットワーク回線サービスとしてPanasonic「WiMAX Service」を開始します。
同キャンペーンページ URL:http://ec-club.panasonic.jp/mall/sense/open/wimax/campaign/
当社は、「2018年エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」をビジョンに掲げ、「成長力溢れるパナソニック」を実現するため、単品販売からソリューション事業へと軸足を移しています。当社は、MVNO※として公衆無線ネットワーク回線を提供することで、ネットワークサービスやカスタマーサポートを通じてお客様と当社商品とのつながりを強めることで、ソリューション事業の本格展開を図ってまいります。
※MVNO(Mobile Virtual Network Operator):通信設備や基地局等を持たず、借り入れにより通信事業を行う事業者。