デジタルマルチプロセッサーWZ-DM304を発売

パナソニック システムネットワークス株式会社（代表者　遠山敬史）は、音響調整に必要な機能を1台に集約した、3入力、4出力のデジタルマルチプロセッサー WZ-DM304を2011年12月26日に発売します。

音質や音場を補正するイコライザー機能はもちろんのこと、ハウリングを自動抑制するハウリングサプレッサー機能、また音の方向感・定位感を制御するディレイ機能など、スピーチの明瞭感や迫力あるサウンドを創造する機能を1台に集約しています。
入力は3系統、出力は4系統を装備。入力3系統には、ステレオソース入力（L/R）と、マイク信号用モノラル入力をそれぞれ独立した入力系統としており、音楽ソースやマイク信号といった補正処理の異なる機能を回路毎に構成しています。また、出力4系統には、メイン出力（L/R）、マルチ出力（M1/M2）を装備。マルチ出力にはサブスピーカーなど音響調整をするための機能の他、出力モードの切替でサブウーハースピーカー（RAMSA WS-M250）用のローパスフィルター機能が組み込まれた出力チャンネルに設定することもできます。

また運用サポートとして、パソコン上での事前設定や本体のデータバックアップを可能とする設定支援ソフトを付属。さらに、タッチパネルやパソコンなどからリモートコントロールができるように、シリアル制御入力および接点制御入力を用意し、運用時の使いやすさへも配慮しました。

当社では、これまでに培ってきた快適な音響環境づくりにおける豊富な経験と実績を基にした、より簡単で、より効率的な音響機器・システムをご提供していきます。

【主な特長】

1. ハウリング抑制、ディレイなど音響調整に必要な機能を集約
2. 多様なシステム構成に対応する3入力4出力
3. 見やすいパネルレイアウトで操作性を向上
4. 運用をサポートする多彩な機能

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター

電話0120-878-410（受付：9時〜17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）

[サウンドシステムURL] http://panasonic.biz/it/ramsa/dm304/

【特長の解説】

1. ハウリング抑制、ディレイなど音響調整に必要な機能を集約

設備音響の調整に必要な機能を1Uサイズ（※1）の本体にパッケージングしました。イコライザー機能をはじめ、ハウリングサプレッサー機能、音の方向感を制御するディレイ機能など、1台で音響調整を可能としました。

2. 多様なシステム構成に対応する3入力4出力

音楽ソースとマイクロホンの音を個別に調整できるステレオ・モノラルの3入力を備えています。出力も4 系統備え、サブスピーカーが必要な空間での拡声や、跳ね返りモニタースピーカー使用時のハウリング対策、またサブウーハーを用いたステレオ拡声など、多様なシステム構成に対応します。

3. 見やすいパネルレイアウトで操作性を向上

前面パネルの機能スイッチ配列を音声信号の流れに沿ったレイアウトにし、判りやすさや視認性を高めたパネルレイアウトにしています。設定変更する場合は、その音声系統の機能スイッチを押すことで液晶画面に現在の設定が表示され、変更が可能となります。

【WZ-DM304前面操作パネル】

4. 運用をサポートする多彩な機能

パソコン上で各機能のパラメーター値を事前設定することや本体のデータバックアップを可能とするWZ-DM304専用の設定支援ソフトを付属。また、タッチパネルシステムやパソコンなどを使用した外部制御にも対応可能なシリアル制御入力（RS-232C）および接点制御入力（メイク接点）を搭載。施設の用途ごとの音響設定値をパターン登録することで簡単に設定を呼び出すことが可能です。パターンメモリー数は8 パターン登録可能です。

【設定支援ソフト画面例】

■主な仕様