Android ™ 3.2を搭載した企業向けタブレット端末を発売

パナソニック システムネットワークス株式会社（代表者　遠山　敬史）は、業務用モバイル端末「BizPad」のラインアップを強化し、Android 3.2を搭載したタブレット端末2モデルを発売いたします。

本製品は、高い堅牢性（耐落下強度^*1、粉塵及び水の侵入保護構造^*2）に加え、簡単に電池パックを交換できる機構を採用。予備の電池パック携帯により、さらに長時間の利用が可能となります。また、ICカードリーダー/ライター(NFC準拠)を標準搭載。社員証ICカードを利用した本人認証による情報セキュリティの強化等に活用が可能です。加えて、7型液晶モデルは3G通信モジュールを、10.1型液晶モデルはデジタイザ^*3をオプションで搭載が可能。さまざまな業務の合理化・迅速化に貢献できます。

また、ビジネスアプリケーションのベンダー各社とのコラボレーションにより、企業におけるタブレット端末の活用ニーズに応えるソリューションの提供を行っていく予定です。

本製品は、10月12日から東京ビッグサイトで開催される「IT Pro Expo 2011」にて、本製品にて稼動見込みのビジネスアプリケーション提供ベンダー各社のブースに参考出展いたします。アプリケーション及び、出展各社の詳細は、当社ホームページをご覧ください。

【主な特長】

1. 安心を提供する耐落下強度^*1、粉塵及び水の侵入保護構造^*2、電池パック交換機構構造
2. ビジネス用途に有効なICカードリーダー/ライター（NFC準拠）を標準装備
3. タブレット端末のプラットフォームとして普及が進むAndroidの最新バージョン3.2を搭載

【お問い合わせ先】

パナソニック システムネットワークス株式会社

パナソニック システムお客様ご相談センター

電話 0120-878-410

（受付：9時〜17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）

[商品 ホームページURL]　http://panasonic.biz/it/bizpad/

【開発の背景】

近年、タブレット端末の普及が進み、もともと民生用に開発されたタブレット端末をビジネス用途に転用する試みが見られるようになってきております。当社では、こうしたタブレット端末のビジネス活用のニーズの高まりに応え、企画・設計段階から様々なビジネス用途での利用を想定した企業向けタブレット端末を2モデル開発しました。主にフィールドサービス業務向けに「携帯性」、「堅牢性」、「運用性」、「操作性」、「情報セキュリティ」を重視した7型液晶モデルと、主に屋内の店舗・窓口業務及び営業支援向けに「高精細表示」、「堅牢性」、「運用性」、「操作性」、「情報セキュリティ」を重視した10.1型液晶モデルの2モデルで、用途に応じた様々なニーズに対応します。

当社は、約30年以上にわたり、官公庁・公益事業体・一般法人の特定業務用途に対して高い耐環境性能を有する業務用端末を納入してきました。こうした企画・開発・製造で培ってきたノウハウを活かして主に業務用途での活用を想定した堅牢で大きな表示画面を持つモバイル端末として、WindowsCE搭載の「BizPad」を本年2月に発表しておりました。今回、「BizPad」は、Android 搭載モデルを新規開発し、ラインアップを広げて様々なお客様のニーズにお応えしてまいります。

【特長の解説】

【1】ハードウェアの特長

■業務用としての堅牢性
業務用に必要な堅牢性を備え、不意の機器損傷によるビジネス停滞の可能性を抑えると共に、機器損傷により発生する運用管理コストを抑制します。7型液晶モデルは、耐落下強度^*1 120cm・粉塵及び水の侵入保護構造^*2 IP55準拠、10.1型液晶モデルは、耐落下強度^*1 80cm・粉塵及び水の侵入保護構造^*2 IP54準拠の性能を備えています。

■電池パック交換可能な機構構造を採用
お客様ご自身による電池パック交換が可能な構造を備え、長時間のビジネス活動や電池の充電忘れに対しても、予備の電池パック携帯により業務の継続性を確保できます。また、長期間の利用による電池の経年劣化の課題も電池パック交換機構構造によって解決が可能で、運用管理コストの低減にも貢献できます。

■ICカードリーダー/ライター（NFC準拠）
非接触式ICカードリーダー/ライターを搭載しており、社員証ICカード(非接触式)による本人確認機能を利用した端末の情報セキュリティ強化の実現が可能です。また、Felica仕様に準拠したポイントカードを活用したリテール系ソリューションでの活用も可能です。

■業務用端末としての製品供給・保守期間を設定
本製品は、企業におけるIT機器の整備実態を考慮し、業務用端末として求められる製品の複数年供給^*4、及び、保守サービスを提供するコンセプトです。

■周辺機器との接続性の向上
無線LAN、Bluetooth、IrDA、USB等のさまざまなインタフェースを標準搭載します。
USBは、デバイスモードでの利用に加えて、ホストモードでの利用が可能です。

■その他の7型液晶モデルの特長
（1）持ちやすさを追求し、ハンドベルト、逆R型スリムウェストフォルム、ディンプルを採用
（2）手袋でも操作が可能な抵抗膜方式タッチパネルを採用
（3）プログラマブルでワンタッチ操作可能なファンクションキーを装備
（4）3G通信モジュールのオプション搭載が可能
（5）省スペースを重視した接触式充電方式の専用充電台を別売オプションで用意

■その他の10.1型液晶モデルの特長
（1）堅牢仕様でも使用空間の雰囲気を崩さないスタイリッシュデザイン
（2）安全性に配慮した飛散防止フィルム付きパネルを採用
（3）お客様にお見せする業務を想定した高精細なIPS液晶の採用
（4）高精度に入力位置検出できるデジタイザ^*3をオプション搭載可能
（5）デザイン性を重視した接触式充電方式の専用充電台を別売オプションで用意

【2】ソフトウエアの特長

■最新プラットフォーム Android 3.2を搭載。
タブレット端末用としてGoogleから提供される最新バージョンAndroid 3.2を搭載。

■ソフトウエア開発支援環境のご提供
Android 標準のSDK^*5に加え、独自に拡張されたプログラマブルな7型液晶モデルのファンクションキー制御、業務用アプリケーションライブラリとしてBluetoothプリンタやバーコード認識エンジン制御用のSDKを提供します。これにより業務・業種に特化したソフトウエアの開発が可能です。

【3】導入・運用支援

■保守・運用サービス
業務用端末の導入・運用においては、各企業の個別環境を初期設定した上での配備や、運用時の故障修理は指定された個別環境に復旧した上での修理、返却が必要になってきます。企業向けタブレット端末として、個々の導入、設置、保守メニューを用意し、スムーズな端末導入と、安定した運用サービスの支援を提供していきます。^*6

■動作確認済みのビジネスアプリケーションをホームページでご紹介
本製品の動作実績が確認をされたアプリケーションの情報を当社のホームページに掲載し、そのベンダーとアプリケーションを紹介していく予定です。今後、ビジネス用にAndroid タブレット端末を活用いただくための情報提供に努めてまいります。

Android、Android マーケットは、Google Inc.の商標または登録商標です。
Googleは、Google Inc.の商標または登録商標です。
Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
BluetoothはThe Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
FeliCaは、ソニー株式会社が開発した非接触ICカードの技術方式です。FeliCaは、ソニー株式会社の登録商標です。
IPSは(株)日立ディスプレイズの日本における登録商標です。
その他、本文中の社名や製品名は、各社の登録商標または商標です。
BizPad はパナソニック株式会社登録商標です。

以上