オフィス向けSIP電話機　2モデルを発売

パナソニック システムネットワークス（株）（本社：東京都目黒区、社長：遠山敬史）は、RFC3261^（注1）に準拠したオフィス向けSIP電話機2モデル（KX-UT123N/136N）を2011年9月初旬より発売開始します。
本製品は、グローバルに拡大が見込まれるクラウド型電話サービスや各種SIPサーバー^（注2）を使った音声コミュニケーションシステム向けのSIP電話機です。

本製品は、パナソニックグループが音声系製品で培ってきた高音質設計により、7KHzのクリアなHDボイス^（注3）を提供します。また、夜間や休日などオフィスにおいて電話の待機時間が長いことを考慮し、待機電力1W^（注4）の省電力を実現し環境に配慮しています。本製品をクラウド型電話サービスや各種SIPサーバーと利用することにより、IP化のメリットを活かした管理・移設コストの削減のほか、災害時には遠隔オフィスでの業務継続^（注5）など生産性・信頼性の確保に貢献します。

＜主な特長＞

1. 相互接続性の高いSIPプロトコル（RFC3261）を採用したオフィス向けIP電話機
2. 高音質なHDボイス^（注3）、待機時1W^（注4）の省電力設計
3. ファイルサーバーからの効率的な一括設定が可能

【お問い合わせ先】

パナソニック システムネットワークス株式会社
パナソニック システムお客様ご相談センター

電話0120-878-410（受付：9時〜17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）

[SIP電話機 ホームページURL] http://panasonic.biz/netsys/sipphone

【開発の背景】

クラウド型電話サービスや各種SIPサーバーを使った音声コミュニケーションシステムはグローバルに拡大しており、今後、日本でも普及していくと予想されます。
また、ビジネス市場におけるIPコミュニケーション端末の需要は拡大傾向です。
当社はこの市場環境の変化に対応するため、IPネットワークで利用しやすいビジネス用途向け音声端末を開発しました。

【特長の説明】

1．相互接続性の高いSIPプロトコル（RFC3261）を採用したオフィス向けIP電話機

本製品は、相互接続性の高いSIPプロトコルを採用し、ユーザーごとに業態や業務内容に合わせて、オフィスでよく使われる機能をカスタマイズすることでIP電話が本来目指していたオープンな環境を提供します。

2．高音質なHDボイス、待機時1Wの省電力設計

本製品は、一般の電話機に比べ2倍以上の周波数帯域を扱うG．722コーディック（音声符号化方式）をサポートしています。音響面も広帯域に対応した高音質設計を実施しました。これにより、HDボイス対応高音質スピーカーホンとしても使用できるほか、ハンドセットやヘッドセット^（注6）使用時でもHD ボイス対応なので、少人数であればストレスのない会議利用も可能です。
例えばコールセンター内で利用する場合でもオペレーターの耳への負担を軽減できます。
さらに、電話機は夜間や休日などオフィスにおいて待機時間が長いことに着目し、本製品は待機時の電力消費を抑えるエコモードを採用して、待機電力1Wを実現しました。これにより使用電力のコスト削減と環境負荷の軽減ができます。

3．ファイルサーバーからの効率的な一括設定が可能

SIP電話機の設置時に、一台一台を設定していくのは時間と手間がかかる作業です。また、遠隔地に電話機がある場合、設定のために出張する場合も時間と費用がかかります。本製品はサーバーで電話機の設定データを一括管理することにより、この時間と費用を大幅に削減できます。
また、本製品はPoE（Power Over Ethernet）にも対応しているので、電源供給のハブがあればLANケーブルを接続するだけで使用することができます。
これにより、レイアウト変更が従来よりも柔軟にできるようになります。

オプション一覧

以上