パナソニック株式会社は、2011年6月1日から3日まで中国・北京の中国ナショナルコンベンションセンターにて開催される「日中グリーンエキスポ 2011」に出展します。
日中グリーンエキスポ 2011は、日本経団連が設立したNPO法人である「日中グリーンエキスポ・マネジメント」と中国国際貿易促進委員会が共催する初の国際環境見本市として、中国や日本の政府関係者、財界関係者などを含め約3万人の来場者を予定しています。
パナソニックは、創業100周年となる2018年に向けて、「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」の実現を目指しています。今回の日中グリーンエキスポ2011では、「家まるごとから街まるごとへ。 パナソニックグループのエナジーソリューション」をテーマとして、「創エネ・蓄エネ・省エネ・エネルギーマネジメント」を基軸に、「家」、「店舗」、「ビル」、「公共エリア」や、それらをつなぐ「街まるごとエナジーソリューション」を実現するパナソニックグループの技術とサービスをわかりやすく紹介します。
【主な展示内容】
[ 1 ]コーポレート発信ゾーン
パナソニックが2009年5月に行った「中国環境貢献モデル企業宣言」※1とともに、「街まるごとエナジーソリューション」の考え方を、「街」を構成する「家」、「店舗」、「ビル」、「公共エリア」のソリューションの事例を臨場感溢れる映像を交えて紹介します。
[ 2 ]中国での環境貢献活動ゾーン
中国での環境教育活動、植樹など環境貢献の諸活動およびパナソニックが誇る様々な環境技術を紹介します。
[ 3 ]エナジーソリューションゾーン
(1)家まるごとコーナー
3〜5年後を想定した「家まるごとCO2±0のくらし」を東京のエコアイディアハウスを例に紹介します。中国でも「省エネ」タイプのエアコン、洗濯機、冷蔵庫などに加え、家庭内でもクリーンに発電し、ためて使うという「創エネ」「蓄エネ」を組み合わせるといった、「CO2±0のくらし」を提案します。 そして、家中のあらゆる機器をつなぎ、電気を最適に制御するSEG(Smart Energy Gateway)を核にした、まるごとエナジーソリューションを紹介します。
(2)店まるごとコーナー
今まで個別に稼働させていた店の照明・空調・ショーケースなどの機器を連携させ、最適な運転制御を行うことで、最小の電力で最適な店内環境を維持できるエコストアシステムを紹介します。
(3)ビルまるごとコーナー
ビル内の照明や空調機器と人を感知するセンサーを連動させることで、エリア毎に照明や空調を制御できるエミット・ビルトータルシステムを紹介します。
(4)公共エリアまるごとコーナー
北京オリンピック公園の18,000灯の照明を、ネットワークを用いて制御するエリアマネジメントシステムを紹介します。
(5)街まるごとコーナー
SEG(Smart Energy Gateway)を核に、「創エネ」、「蓄エネ」、「省エネ」を連携させ、家からビル、店舗、公共エリアへ広がるのが当社が目指す「街まるごとエナジーソリューション」です。街まるごとで機器や設備をネットワークでつなぎ、エネルギーと情報を一元管理することで、グリーンライフの実現に貢献します。中国の天津エコシティや日本のFujisawaサスティナブル・スマートタウン※2などのエナジーソリューションの最新の取り組みを紹介します。
なお当社環境本部 宮井本部長が、「日中グリーンエキスポ 2011」専門セミナーにおいて下記の要領で説明を行います。
(日時)6月1日(水)15:00〜16:00
(場所)北京・中国ナショナルコンベンションセンター 会議棟 3階 311B
(講演タイトル)
パナソニックの環境経営 〜 創業100周年ビジョンと中国における取り組みの実際 〜
- ※1中国環境貢献モデル企業宣言
製品づくり、モノづくり、人づくりを基軸として、当社の環境技術やノウハウ、取り組みを中国社会でより広くご活用いただくことで、中国の環境貢献におけるモデル企業となることを宣言 - ※2Fujisawaサスティナブル・スマートタウン
パナソニックと環境配慮型街づくりやスマートシティ・プロジェクトで先進的な取組みを進める8社が,世界に発信する本格的な街まるごと「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」構想実現に向け、共同で事業検討。藤沢市は、環境行動都市のモデルプロジェクトとしてグローバルに発信すべく、地域連携を含むプロジェクトの推進に協力。