パナソニック株式会社は、1月29日に発表された「第7回世界で最も持続可能な100社(Global 100 Most Sustainable Corporations in the World)」(以下「グローバル100」)に選出されました。2005年に開始されたこの「グローバル100」で当社は2006年、2008年、2009年と4回目の選定となります。
「グローバル100」は、カナダのコーポレート・ナイツ社等が共同で実施する格付け事業で、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する取り組みから、企業の持続可能性を評価するものです。評価は世界の企業を対象に実施され、上位100社に選出された企業は、世界を代表する企業として評価されています。グローバル100の発表は2005年以降毎年、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)の開催時期にあわせて行われており、上位100社が発表されます。
今回、当社が「グローバル100」に選定されたのは、「持続可能性の諸課題が事業戦略の中に織り込まれている」ことが高く評価されたものです。
当社は、昨年5月に創業100周年ビジョンを発表し、創業100周年の2018年に、エレクトロニクスNo.1の「環境革新企業」になることを目指しています。あらゆる事業活動の基軸に環境を置き、環境貢献と事業成長の一体化を実現するため、10月には環境行動計画「グリーンプラン2018」を発表しました。
当社のCSR活動は「環境貢献」、「人権尊重」、「安全衛生の確保」、「腐敗防止」、「企業市民活動」、「CSR調達」などの事業活動がグローバル化に対応し、幅広い範囲に及んでいます。世界中のグループ各社においてより公正で透明性の高い事業活動を行うため、公務員への贈賄およびその疑いを招く行為を防止する為の具体的なコンプライアンスプログラムを策定し、具体的な徹底をはかっています。またクリーン調達方針をはじめ、原材料調達にまで踏み込んだ当社製品における「紛争鉱物の不使用」に向けた取り組みなどサプライチェーン全体でのCSRにも取り組んでいます。
今後も、「社会の公器」として、これら本業を通じた社会への貢献を果たしながら、持続可能な社会に向けた取り組みを推進して参ります。
- ※ご参考:パナソニック CSRサイト http://panasonic.co.jp/csr/