パナソニックグループは、三洋電機株式会社のグループ化後、初のコラボ商品となる「住宅用太陽光発電システムHIT®215シリーズ(※)」を7月1日より発売し、グループ総力を結集して太陽電池事業に本格参入します。
当社は、2008年12月の三洋電機株式会社との資本・業務提携発表後、コラボレーション委員会を発足し、グループシナジーの最大化に向けた検討を、適用法令の範囲内で進めてまいりました。さらに、2009年12月21日に正式に三洋電機がグループ化して以降は、27のサブワーキングにおいて本格的な検討を重ね、このたび、コラボ成果の第1弾商品として、世界最高水準の変換効率を誇る太陽光発電モジュール「HIT215」を搭載した「住宅用太陽光発電システム HIT215シリーズ」を投入します。
三洋電機の太陽光発電モジュールと、パナソニックのエネルギーマネージメント技術、建材・電材技術を掛け合わせ、さらに家電・電材・住建の各販売ルートを徹底活用することで、パナソニックグループの総合力を最大限に発揮し、急拡大する太陽光発電市場での飛躍的な事業成長を図り、2012年に国内トップシェア35%以上を目標とし、当該市場におけるトップメーカーとしての地位を確立してまいります。
パナソニックグループは、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」各機器の商品力と、機器をつなぐことで生み出すシステムとしての価値提案力、そしてグローバルな販売力を徹底強化し、グループのフラグシップ事業としてのエナジーシステム事業の成長を加速してまいります。
創業100周年ビジョンである「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」の実現に向け、パナソニックグループ全体で、「環境貢献と事業成長の一体化」を図り、「成長へのパラダイム転換」と「環境革新企業の基盤づくり」を通して「成長力溢れるパナソニックグループ」をめざしてまいります。
(※)HITは三洋電機株式会社の登録商標であり、オリジナル技術です。