品名 | デジタル式補聴器 RIC ONWA(おんわ) モデルKJ/LJ/MJシリーズ |
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品番 希望小売価格 |
モデルKJシリーズ : WH-416KJ 350,000円(非課税) |
モデルLJシリーズ : WH-412LJ 250,000円(非課税) | |
モデルMJシリーズ : WH-409MJ 170,000円(非課税) | |
発売日 | 2009年9月上旬 |
月産台数 | 約1,000台(3機種合計) |
管理医療機器 医療機器認証番号 |
定格欄に記載 |
パナソニック四国エレクトロニクス株式会社(本社 愛媛県東温市、社長 山根健司)と販売会社のパナソニック補聴器株式会社(本社 神奈川県横浜市、社長 中村伸朗)は、イヤホン(レシーバ)を補聴器本体から独立させて耳に入れるスタイルを採用し当社最小の本体サイズ(耳に掛けて保持するタイプの補聴器として。2009年7月31日現在。)を実現したデジタル式補聴器RIC(以下RICと表記。特長1) 3機種を9月上旬より発売いたします。
高齢化の進行に伴う難聴者の増加により、補聴器を必要とする人は国内で約2,000万人に達するとされる一方、実際の補聴器装用者数は500万人弱と、普及率はいまだに低い水準にあると推定されます(当社推定)。この主な理由として、1)「雑音が多い」など聞こえに関する点、2)「スイッチの操作がしにくい」、「電池交換が煩わしい」など取り扱いに関する点、3)デザインやスタイルに関する点など、補聴器に関する不満点が挙げられます。
今回のRIC 3機種では、アクセサリを想わせるウェーブフォルムデザインを採用。本体色には、肌や髪色への合わせやすさを考えた目立ちにくい4色のほか、オシャレを楽しむ明るい色調の4色を加えた全8色をラインナップ。小型化による見えにくさと、美しさを追求しました。
聞こえの良さへのこだわりとして、周囲の人の声など、会話の聞き取りを妨げる騒音をより効率的に抑える「デュアルフォーカス」機能(特長2)を搭載しました。
また、使いやすさの追求については、音量調節やメモリ切替えなど、ユーザーが行っていた細かな手元操作を補聴器が自動的に行う「おまかせシーンセレクト」機能(特長3)を搭載した他、電池寿命を当社従来品(WH-416KJと当社08年度のWH-512FJとの比較)に比べて約60%延ばし、ランニングコストと電池交換の手間を減らすことに成功しました(特長4)。
スタイルや聞こえなど、補聴器に対する不満やマイナスイメージの払拭を図るだけでなく、着けることに歓びを感じていただける補聴器を実現しました。
<主な特長>
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「デジタル式補聴器 RIC」:イヤホン(レシーバ)を補聴器本体から独立させることで本体の小型化を実現
※当社耳かけ型補聴器との比較として当社最小。2009年7月31日現在。 - 「デュアルフォーカス」機能:後方からの音にフォーカスし騒音成分を抽出、効率的に騒音を抑えることで前方の会話をより際立たせる
- 「おまかせシーンセレクト」機能:音環境に合わせて補聴器が設定を自動調節し、より快適な聞こえを実現
- 「電池寿命、当社従来品比160%」:使用環境や設定に応じて消費電力を効率化。電池交換の手間やランニングコストを低減 ※WH-416KJと当社08年度のWH-512FJとの比較
【お問い合わせ先】
パナソニック補聴器株式会社 補聴器相談センター
(受付:9時〜17時 ※土、日、祝日を除く)
フリーダイヤル:0120-045285
携帯電話・PHSでのご利用は :045-939-1835
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【特長】
1. 「デジタル式補聴器 RIC」:イヤホン(レシーバ)を補聴器本体から独立させることで本体の小型化を実現
補聴器を構成する主な部品として、音を集音するマイクや聴力に合わせて聞き取りやすい音に加工するLSIの他に、音を発生させるイヤホン(レシーバ)があります。イヤホン(レシーバ)を補聴器本体から独立させることで、本体の小型化とデザイン性を追求いたしました。
※当社耳かけ型補聴器との比較として当社最小。2009年7月31日現在。
2. 「デュアルフォーカス」:後方からの音にフォーカスし騒音成分を抽出、効率的に騒音を抑えることで前方の会話をより際立たせる
周囲の騒音を抑えることで聞き心地や聞き取りやすさを向上する技術として、ファンやモーターの音などの除去に効果的な環境騒音抑制機能と、正面の音を強調する指向性機能とがあります。新開発の「デュアルフォーカス」では、指向性機能の一部として周囲の騒音成分を抽出する機能を新たに搭載しました。抽出した騒音成分を環境騒音抑制機能と統合的に処理することで、背後はもちろん、横方向から到来する音をより効果的に抑制。騒がしい場所での聞き心地と言葉の聞き取りをサポートします。
3. 「おまかせシーンセレクト」:音環境に合わせて補聴器が設定を自動調節し、より快適な聞こえを実現
補聴器は日常生活において絶えず変化する音環境にさらされています。ユーザーの使用状況モニター調査から、利用頻度が高く音環境として異なる特徴をもつシーンを7つに分類。音環境の変化を継続的に分析し、シーンに応じて各種動作を補聴器が自動調節。煩わしい手元操作を減らし、より快適な聞こえを保ちます。
※7つのシーン対応はKJシリーズのみ。LJシリーズは6つ、MJシリーズは4つ。
4. 「電池寿命、当社従来品比約160%」:使用環境や設定に応じて消費電力を効率化。電池交換の手間やランニングコストを低減 ※WH-416KJと当社08年度のWH-512FJとの比較
消費電力は高度な信号処理に伴って増大します。パナソニックは補聴器専用にLSIを自社開発。回路設計の見直しと信号処理の効率化により、当社従来品に比べて約60%電池寿命を延ばすことに成功。地球環境に配慮するとともに、電池交換の手間やランニングコストを低減します。
【定格】
一般的名称 | 販売名 (医療機器認証番号) |
適応 難聴度 |
使用電池 | 電池寿命 [時間] |
最大音響利得 (入力50 dBSPL) [dB] |
90 dB最大出力音圧 レベル(ピーク値) [dBSPL] |
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デジタル式補聴器 | おんわWH-416KJ (221AIBZX00041000) |
軽〜高 | PR536 | 約110 | 50 | 123以下 |
おんわWH-412LJ (221AIBZX00040000) |
軽〜高 | PR536 | 約110 | 50 | 123以下 | |
おんわWH-409MJ (221AIBZX00039000) |
軽〜高 | PR536 | 約110 | 50 | 123以下 |
以上