品名 | 帳票OCRソフト |
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愛称 | 帳票OCR Ver.6 |
品番 | MSL-AFL0060 |
発売日 | 2009年6月29日 |
希望小売価格(税別) | 398,000円 |
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(社長:福地 孝志、本社:東京都港区)は、帳票入力作業の合理化を推進する帳票OCRソフトウェアの最新バージョン「帳票OCR Ver.6」を6月29日より発売します。
本製品は、帳票をイメージスキャナーで読み取り、編集可能な電子データに変換する業務用ソフトウェアです。活字、手書き文字のほか、バーコード、QRコード、チェックマークの読み取りが可能で、注文書、テスト用紙、問診表、アンケートなどの帳票の入力作業の省力化を簡単に実現できます。さらに、販売・在庫管理のソフトウェアなどと連携させることにより、幅広い業務改善に役立ちます。
「使いやすさ」に重点を置き開発した本製品は、フォーマット(「帳票OCR」で使用するテンプレート)が簡単に作成できるので、導入後すぐに利用できます。また、多数のバーコード・QRコードへの対応や、チェーンストア統一伝票、自動車検査証などの認識機能も標準装備しています。
なお、本製品は、5月13日〜15日、東京ビッグサイトで開催される「ソフトウェア開発環境展」に出展します。また、本製品の体験版のダウンロードがホーページより可能です。
主な特長
- (1) 初めてでも操作に迷わないフォーマット編集ツールを搭載
- (2) 多数のバーコード・QRコード認識機能を標準搭載
- (3) チェーンストア統一伝票、自動車検査証などの帳票認識に標準対応
【お問い合わせ先】
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 管理本部 経営企画グループ
コミュニケーションチーム 広報担当 市川 TEL. 03-5476-3020
[ホームページURL]http://panasonic.biz/it/sol/ocr/form/
●開発の背景
パナソニック ソリューションテクノロジーでは、長年にわたり、帳票を編集可能な電子データに変換する帳票専用OCRソフト「帳票OCR」の開発を行ってきました。
今回のバージョンアップでは、市場で要望の多かったチェーンストア統一伝票の読み取り機能の向上やさまざまなタイプのバーコード、QRコードへの対応を行いました。これら新機能を標準機能として用意することで、「帳票OCR Ver.6」はさまざまな帳票の読み取りが可能となりました。
●主な特長の説明
(1)初めてでも操作に迷わないフォーマット編集ツールを搭載
「帳票OCR」は、あらかじめ作成したフォーマットとイメージスキャナーで読み込んだ帳票画像を照合し、文字認識を行います。電子データ化したい帳票の領域をマウスで囲み、活字・手書き・バーコードなどの属性を設定するだけでフォーマットを簡単に作成できます。直感的操作で、さまざまな帳票認識に対応でき、幅広い業務で活躍します。
(2)多数のバーコード・QRコード認識機能を標準搭載
標準機能として多数のコード体系の認識に対応しています。NW-7、CODE39、CODE128 (CODE128、GS1-128)、JANコード(JAN-8、JAN-13)、ITFコード(ITF-6、ITF-14、ITF-16)※、QRコードなど、さまざまなコードを認識可能です。
※ITFコードは、ITF-6、ITF-14、ITF-16のベアラーバーありの場合のみ対応します。
<オーバーライトチェックマークの認識に対応>
チェックボックス以外にアンケート用紙で頻繁に利用されているプレ印刷済み文字に対するチェックマーク(「レ」、「○」)に対応しました。さまざまなチェックマークへの対応で、既存のアンケート用紙などの原稿をそのまま活かし、OCRソフトを利用して電子データ化の効率アップを実現できます。
オーバーライトチェックマークの例 |
(3)チェーンストア統一伝票、自動車検査証などの帳票認識に標準対応
流通の現場で広く使用されているチェーンストア統一伝票の認識に対応しました。
また、自動車検査証の認識にも対応しました。
チェーンストア統一伝票の読み取り例 |
(4)PDFファイル出力機能を搭載(自動ファイル名設定機能)
スキャンした帳票のイメージ画像の中で指定した箇所のOCR認識結果をファイル名に設定し、PDFファイル形式で保存できます。たとえば、大量の注文書を入力する際など、注文番号をファイル名に設定し、注文書のイメージ画像をPDFファイルで保存できます。
従来、手作業で行っていた帳票イメージ画像のファイル名設定、保存の作業の効率化が実現できます。また電子ファイル化した帳票の検索性も向上します。
●帳票OCR Ver.6 の主な仕様
入力画像 | 解像度 | 50〜2,400dpi(400dpiを推奨) | |
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原稿サイズ | 最大A4版(600dpiの場合),最大A3版(400dpiの場合) | ||
対応形式 | TIFF形式(非圧縮/G3/G4/JPEG/Exif/PackBits)(*.tif/*.tiff),BMP形式(*.bmp),JPEG形式(*.jpg/*.jpeg) | ||
認識対象 | 手書き | 対象文字 | 英字, 数字, ひらがなの一部, カタカナの一部, 記号の一部, 第1水準漢字, 第2水準漢字の一部(518字) |
活字 | 対象文字 | 約4,000字 英字,数字,ひらがな,カタカナ, JIS記号(一部) 168字, ギリシャ文字(一部) 32字,JIS第1水準漢字, JIS第2水準漢字(一部) 551字 |
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対象文字サイズ | 6〜60ポイント(400dpiの場合) | ||
単語辞書 | 約180,000語(ユーザー登録も可能) | ||
バーコード | NW-7/CODE39/CODE128(CODE128、GS1-128) /JAN-8/JAN-13/ITF-6/ITF-14/ITF-16 *1 |
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QRコード | モデル:2 バージョン:2〜6 エラー訂正レベル:L/M/Q/H モード:数字/英数字/8ビットバイト/漢字/混在 漢字:シフトJIS 0x8140〜0x9ffc, 0xe040〜0xebbf |
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出力形式 | DDE経由 | Microsoft Excel(2000 / 2002 / 2003 / 2007) その他(クリップボードに出力) |
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クリップボード経由 | Windowsに対応したアプリケーション | ||
ファイル書式 | CSV , TXT | ||
画像出力形式 | 対応形式 | BMP形式,TIFF形式(非圧縮/G3/G4),JPEG形式,PDF形式 | |
画像編集 | 自動回転、自動傾き補正、ノイズ除去(3段階) | ||
画像補正 | カラーフィルター |
*1:ITFはベアラーバーありに限り対応
●帳票OCR Ver.6 の動作環境
コンピューター本体 | Pentium III 以上のCPUを搭載したパーソナルコンピューター |
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基本ソフトウェア | Microsoft Windows 2000 Professional SP4 Microsoft Windows XP Home Edition SP2以上 Microsoft Windows XP Professional SP2以上 Microsoft Windows Vista Home Basic Microsoft Windows Vista Home Premium Microsoft Windows Vista Business Microsoft Windows Vista Enterprise Microsoft Windows Vista Ultimate *Windows Vistaの各エディションは32bit版に限り対応 *Windowsの各エディションは日本語版に限り対応 |
ハードディスク | 128MB以上の空き容量(32MB以上の仮想メモリー領域が別途必要) |
最小稼動メモリー | 128MB(256MB以上を推奨) |
コピープロテクト | 本ソフトウェアはコピープロテクトされています。 動作環境で発行されるIDを使用してパスワードを発行する必要があります。 |
ディスプレイ | 800×600以上(1024×768以上を推奨)、High color(16ビット)以上 |
※ | Microsoft、Windows、Windows Vista、Windows Serverは、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
※ | Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 |
※ | インテル、Pentiumは、インテルコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
※ | 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。 |
以上