パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社(社長:脇 治)は、スペイン・バルセロナで2月16日から19日まで開催される世界最大級の移動体通信の総合イベント『Mobile World Congress 2009』に出展します。
当社は今回、最新の日本国内市場向け第3世代携帯電話と、パナソニックグループの総合力を活かした、テレビやBDレコーダーとの機器連携などを、展示やデモを通してご紹介します。
また次世代移動体通信技術であるLTE(Long Term Evolution)に関する事業の取り組みとして、ノキアシーメンスネットワークス株式会社(本社:フィンランド エスポー市、以下、ノキアシーメンスネットワークス)との協業の成果であり、株式会社NTTドコモ(以下NTTドコモ)向けに開発中の基地局装置を展示します。
尚、昨年に引き続き弊社ブースの一部を利用して、LiMo Foundation (リモ・ファンデーション(※))が展示コーナーを設置します。同展示コーナーでは、当社を含む参画企業の最新のLiMo準拠端末とともに、LiMoをベースに開発されたアプリケーションなどを展示する予定です。
●日本国内市場向け第3世代携帯電話新製品
一昨年の発売以来、昨年8月末で出荷累計300万台を突破した「VIERAケータイ®」シリーズの新製品、NTTドコモ向けワンセグ対応携帯電話「docomo PRIME seriesTM P-01A」をはじめ、この春の新製品、ソフトバンクモバイル株式会社(以下ソフトバンクモバイル)向け「SoftBank 930P」や、薄さ9.8mmながらGSMにも対応した、NTTドコモ「docomo SMART seriesTM P-04A」、「docomo SMART seriesTM P-05A」、また当社では初採用となる、高色再現性液晶を搭載したKDDI向け「P001」など、日本国内市場向けの最先端携帯電話を一堂に展示します。
●LTE事業の取り組み
当社は一昨年末にLTEのRAN製品の共同開発・生産・販売においてノキアシーメンスネットワークスと合意しましたが、その協業の成果として、NTTドコモ向けに開発中のLTE基地局装置(Macro eNodeB)の展示をはじめ、開発中の小型軽量宅内装置であるフェムトセル基地局の展示(展示品は3G対応)もデモを交えて展示します。
<パナソニックブース:Fira de Barcelona, Hall 8, Stand 8B136>
<※:LiMo Foundationについて>
LiMo Foundationは独立した非営利団体であり、携帯電話業界へのLinux適用拡大を目指すために設立されました。LiMo Foundationは、携帯電話向けLinuxプラットフォームを構築し、これによりサービス・機能の柔軟性が増すこと、オープン、透明性・拡張性のあるエコシステムが確立され、その結果、より魅力的で顧客満足度の高い商品・サービスが提供できるようになることが期待されます。LiMo Foundationの設立目的や加盟情報などの詳細については、本団体の公式サイト(http://www.limofoundation.org)をご参照ください。
● | 「docomo PRIME series」「docomo STYLE series」「docomo SMART series」は株式会社NTTドコモの商標です。 |
● | SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。 |
● | Linux はLinus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。 |
● | 「VIERA」「VIERAケータイ」は、パナソニック株式会社の登録商標です。 |
● | その他、本文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。 |
以上