【要旨】
パナソニック株式会社は、半導体の生産能力増強に向け、富山県砺波市の砺波工場に新棟を建設します。本日、富山県・砺波市を中心に行政および地元関係者をお招きして起工式を挙行しました。
【内容】
当社の半導体事業は、パナソニック グループが持つシステム技術力を活かし、民生機器に必要な高速・低消費電力化技術と微細加工技術をもって、最先端システムLSIを中心にデジタル家電の5分野(光ディスク、デジタルTV、移動体通信、イメージセンシング、オートモーティブ)向けに焦点を当てて推進しています。
当社は、デジタルカメラ・ムービー・携帯電話用途に向けたCCDや当社独自のMOSイメージセンサー「νMaicovicon®」により、デジタル家電市場を牽引してきましたが、この度デジタルカメラを始めとする市場の高機能・高画素化の要望に応えるため、微細化技術の進展に対応した新棟を建設します。
新棟では、イメージセンサーを中心に生産し、デジタルカメラ・車載・ムービー/放送・医療分野でのイメージセンサー事業を強化して、30,000枚/月の生産に向けて順次規模を拡大します。
また、免震構造の導入による自然災害リスクの低減や、局所クリーン化技術の採用等によるクリーンルーム空調のCO2排出量削減など、環境に配慮し、生産性向上を追求した高効率工場を目指します。
【新棟概要】
1.所在地 |
: |
富山県
|
2.投資額 | : | 約 940億円 |
3.建屋 | : | 建築面積 約 22,400 m2、延床面積 約 58,600 m2 工場棟 166 m×131 m(内 クリーンルーム:約 11,000 m2) |
4.生産品目 | : | イメージセンサー 他 |
5.生産能力 | : | 30,000枚/月(200mmウェーハ換算) |
【照会先】
セミコンダクター社 企画グループ 広報チーム
TEL:075-951-8151
E-mail:semiconpress@ml.jp.panasonic.com