品名 | ネットワークカメラ専用録画ビューアソフト |
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品番 | BB-HNP15 |
希望小売価格 | 62,790円(税抜59,800円) |
発売日 | 5月24日 |
月産台数 | 1,000本 |
パナソニック コミュニケーションズ株式会社は、ネットワークカメラ(注1)の音声付き画像を、パソコンを利用して簡単に録画・再生できるほか、さまざまな画面レイアウトで複数のカメラ画像をモニタリングできる、ネットワークカメラ(注1)専用録画ビューアソフト「BB-HNP15」を5月24日より発売します。
本製品は、パソコンを使って簡単に音声付き画像などの録画・再生ができる、当社製ネットワークカメラ専用のソフトである従来品の「BB-HNP11」の機能をさらに強化・充実させたものです。
特に、モニタリングのためのビューア機能を強化して、複数のカメラ画像を同時に表示(注2)させ、任意のカメラ画像だけを拡大表示できるなど、さまざまな画面レイアウトでのモニタリングや、複数カメラの巡回表示などといった多彩なモニタリングを実現するマルチモニタリングに対応しています。
また、最大4台のカメラの録画画像を同時に再生できるマルチ再生画面にも対応しています。
さらに、動作検知録画の検知範囲の指定ができるようにしたほか、画像の圧縮率の高いMPEG-4方式(注3)の録画などによる録画機能の強化や、録画画像の検索機能の強化などにより、使い勝手を大幅に向上させています。
当社は、本製品の発売により、当社製ネットワークカメラの幅広い活用の提案をしていきます。
<主な特長>
- さまざまな画面レイアウトで複数のカメラ画像をモニタリングできる
- マルチ再生画面で最大4台のカメラの録画画像を同時に再生できる
- 動作検知録画、検索機能を強化
注1 | ネットワークカメラ:本ソフトは下記の当社製ネットワークカメラ、ネットワークカメラサーバーに対応しています。 BB-HCM531、BB-HCM515、BB-HCM511、BB-HCE481、BB-HCM403、BB-HCM381、BB-HCM371、BB-HCM331、BB-HCM311、BB-HCM110、BB-HCM100(以上、ネットワークカメラ)、BB-HCS301(ネットワークカメラサーバー) |
注2 | 複数のカメラ画像を同時に表示:同時にモニタリング可能な台数は、パソコンの性能や表示画像の解像度などに依存します。 |
注3 | MPEG-4方式:映像データの圧縮方式の一つで、MPEG規格の一部。MPEG-4方式の録画には、MPEG-4に対応した当社製ネットワークカメラが必要です。 |
【お問い合わせ先】
<報道関係者様> パナソニック コミュニケーションズ(株) ホームネットワークカンパニー 寺内、牧原 電話 092-477-1853 広報グループ 村田、荒田 電話 092-477-1800 <お客様> パナソニック コミュニケーションズ(株) ホームネットワークカンパニー 寺内、牧原 電話 092-477-1853 ホームページURL:http://panasonic.co.jp/sn/psn/
【開発の背景】
近年のネットワークカメラの急速な普及に伴い、ネットワークカメラの画像や音声を記録できる録画ソフトの需要が拡大してきています。このような中、当社は、パソコンを利用して当社製ネットワークカメラ(注1)の画像を簡単に録画・再生できる「BB-HNP11」を発売し、多くのユーザーに活用されてきました。
さらに、ユーザーからは、従来の録画・再生のための機能の充実に加え、複数カメラの同時モニタリングに対する要望や、モニタリング画面の配置などを自由に設定できるようにしてほしいといったビューア機能の強化に対する要望が多くありました。
これに対応して当社は、複数カメラの画像を同時に表示(注2)させ、任意のカメラ画像だけを拡大表示できるなど、さまざまな画面レイアウトでのモニタリングや、複数カメラの画像を巡回表示等ができるマルチモニタリングに対応するなどビューア機能を強化した「BB-HNP15」を開発しました。
また、本製品は、最大4台のカメラの録画画像を同時に再生できるマルチ再生画面への対応のほか、動作検知録画の検知範囲の指定対応や画像圧縮率の高いMPEG-4方式(注3)の録画など、再生機能や録画機能の強化も図ったものです。
【特長】
1.さまざまな画面レイアウトで複数のカメラ画像をモニタリングできる
本製品は、複数カメラの画像を同時に表示させ、任意のカメラ画像だけを他の画像より拡大表示させたりできるなど、さまざまな画面レイアウトでモニタリングができるマルチモニタリングに対応して、ビューア機能の強化を図っています。
さらに、本製品のマルチモニタリングでは、数秒ごとにカメラを自動的に切り替えて表示する巡回表示などができます。また、その際、パソコンのディスプレイ全体にモニタリング画面を大きく見やすく表示することもできます。
これらにより、例えばチェーン店など複数拠点に設置しているカメラの画像を本製品がインストールされている本社のパソコンで確認する際、全店舗のカメラを一画面に表示して同時にモニタリングしたり、任意のカメラ画像だけを拡大表示して確認するなど、より便利にモニタリングができます。
2.マルチ再生画面で最大4台のカメラの録画画像を同時に再生できる
本製品は、同時刻に録画された最大4台のカメラの録画画像を同時に再生することができるマルチ再生画面に対応しています。従来品の「BB-HNP11」では、カメラの録画画像を1台ずつ確認するのにとどまっていましたが、本製品では、4台までのカメラの録画画像を同時に確認することができるので便利です。
また、その際、録画画像の再生だけでなく、逆再生、早送り、逆早送り、再生速度変更などの多彩な再生を行うことができるので、より詳細に確認などを行うことができます。
3.動作検知録画、検索機能を強化
本製品は、動作検知録画機能や、録画画像の検索機能の利便性を従来品「BB-HNP11」より向上させました。
動作検知録画設定の際、しきい値や感度の設定に加えて、検知させない範囲を設定することができるようにしました。これにより、常に動きがあるような範囲を検知範囲から外すことで、必要な個所だけの動作検知ができるようになりました。
また、録画画像の検索をする際、日付を指定すると、タイマー録画や動作検知録画など録画の種別ごとに色分けしたグラフが時間軸で表示されるので、何による録画なのか、どの時間帯に録画されたものなのかが一目で確認でき、より簡単に検索ができます。
その他の特長や搭載している機能など
○ | 画質が良いMotion-JPEG方式の録画に加え、画像の圧縮率が高く動画の録画に適したMPEG-4方式(注3)にも対応 |
○ | データの受け渡しが容易に行えるように、録画・録音データを一般フォーマット(JPEG形式、ASF形式、AVI形式、MPEG-1形式、WAV形式のファイル)に変換可能 |
【仕様】
項目 | 内容 | ||||||
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カメラ登録・モニタリング | カメラ登録数 | 64台(IPv4アドレスまたは、IPv6アドレスで登録可能) | |||||
画像表示サイズ(注4) | 1280×1024ドット、640×480ドット、320×240ドット、192×144ドット、160×120ドット | ||||||
フルスクリーン表示 | ディスプレイ全体に画像を表示 | ||||||
マルチモニタリング |
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カメラコントロール(注5) | カメラの基本機能をコントロール可能(パン/チルト/ズーム、プリセット、明るさ、解像度、画質、音量) | ||||||
録画 | 録画ファイル形式 | 独自ファイル形式 (一連の画像・音声を動画像ファイルとして記録) | |||||
録画メディア | ハードディスク | ||||||
録画容量 | 約0.7GB/時間 (左記は、画像圧縮方式:JPEG、解像度640×480ドット、画質:標準、録音設定:音声と画像、録画間隔:5枚/秒、で録画した場合。1フレーム当たりの画像データ容量は、録画時の解像度、画質により約3KB〜約100KBとなります。) | ||||||
録画解像度 |
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録画画質 | 動き優先、標準、画質優先 | ||||||
録画間隔 | 指定しない(カメラからの画像更新間隔)、指定する: 5枚/秒〜1枚/時間 | ||||||
同時録画台数 | 下記の対応パソコンの仕様を参照 (接続するカメラの種類やパソコンの性能に依存します。) |
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録画容量制限機能 | 保存先フォルダに録画できる録画容量の最大値の設定、または、カメラごとに録画容量の最大値の設定が可能(設定された容量で最新データを上書き保存するか、録画を停止するかを選択可能) | ||||||
動作検知録画(注6) | 画像の動きを検知した時に録画。不検知範囲、感度、しきい値を調整可能。また、動作検知の前後を指定した時間録画することが可能 | ||||||
タイマー録画 | 開始と停止の曜日と時刻、およびキーワードを設定して録画可(カメラごとに10件登録可) | ||||||
画像操作 | マルチ再生 | 同時刻に録画されたカメラ画像を同時に再生(4台まで同時再生可) | |||||
再生 | 音声付き画像ファイル、および画像ファイルの再生 (再生(順・逆)、早送り(順・逆)、コマ送り(次・前)、停止、一時停止、再生速度変更が可能) |
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録画画像一覧表示 | 録画した画像ファイルを一覧表示 | ||||||
録画画像の操作 | 録画画像のコピー、削除 | ||||||
フォーマット変換 | 録画画像の全部、または一部をJPEG形式、ASF形式、AVI形式、MPEG-1形式、WAV形式のファイルに変換 | ||||||
検索 | 録画画像検索機能 | 録画画像を録画した日付、時刻、曜日などで検索 |
【対応パソコンの仕様】
項目 | 概要 | ||
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対応OS | Microsoft® Windows VistaTM、Microsoft® Windows® XP、Microsoft® Windows® 2003 Server | ||
ハードウェア仕様 | 性能 | 録画条件 | ネットワークカメラを9台接続 画像圧縮方式:JPEG、解像度:640×480ドット、画質:標準、録音設定:音声と画像、 マルチモニタリング:2枚/秒、マルチ再生:2枚/秒、画像情報の透明度:指定しない |
必要スペック | CPU:Intel® Pentium® 4 3.0GHz、または同等の互換プロセッサ メモリ:1GB |
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音声再生 | スピーカー、ヘッドホン等の音声出力機能が必要 |
注4 | 画像表示サイズ:当社製ネットワークカメラ側で対応している解像度の仕様に依存します。 |
注5 | カメラコントロール:当社製ネットワークカメラ側で対応しているカメラコントロールの仕様に依存します。 |
注6 | 動作検知録画:動作検知は、解像度、画質、被写体などの状況により検知レベルが異なります。 |
● | Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。 |
● | Microsoft、Windows、Windows Vistaは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 |
● | Intel 、Pentiumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。 |
● | その他、記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。 |
以上