松下電器産業株式会社は、米国ハリウッド パナソニック研究所(以下、PHL)内に「パナソニック ハリウッドブルーレイテストセンター」(以下、PHBTC)を設立し、BDビデオディスクの検証サービスを2月2日から開始します。
BDビデオディスクは、強固な著作権保護技術で守られており、製盤されたディスクのコンテンツの論理フォーマットを検証することは困難です。そのため、製盤される前のデータに対する検証が不可欠であり、そのテストセンターをハリウッドに設置することが映画産業から強く望まれていました。PHBTCの開設は、この要望に応えるもので、米国映画業界のBDビデオディスク・タイトルのリリースを加速します。
松下電器は、2001年にPHLを設置し、ハリウッドで映画コンテンツの圧縮技術等を共同で開発すると共に、AV機器の開発でも、その画像技術に対し高い評価を得てまいりました。
PHBTCは、ブルーレイディスクアソシエーション(BDA)に加盟する各社に、BDビデオディスクを再生する機器の提供を広く求めており、コンテンツプロバイダーやオーサリングスタジオは、制作したタイトルを各社の再生機器を用いて動作確認することができます。
パナソニック ハリウッドブルーレイテストセンターの詳細は、以下の通りです。
【サービス内容】
- BDビデオディスク・論理フォーマットの規格準拠試験
- BDビデオ再生機器を用いたBDビデオディスクの再生確認試験
- 規格準拠試験および再生確認試験のサイト貸出
【コンタクト先】
Panasonic Hollywood Blu-ray Testing Center Panasonic Hollywood Laboratory 10 Universal City Plaza, T-100 Universal City, CA 91608, USA TEL/ +1-818-301-1850 E-mail: moriy@research.panasonic.com
【本リリースに関する問合せ先】
米国・欧州:パナソニック ハリウッドブルーレイテストセンター 所長:森 美裕 E-mail: moriy@research.panasonic.com 日本・アジア:松下電器産業株式会社 フォーマット標準室 室長:赤木 朝一 E-mail: akagi.asaichi@jp.panasonic.com
以上