品名 | アルカリ乾電池 | |||
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種別 | 単1形 | 単2形 | 単3形 | 単4形 |
品番 | LR20XJ | LR14XJ | LR6XJ | LR03XJ |
希望小売価格(税込) | オープン価格 | |||
発売日 | 4月1日 | |||
月産台数 | 3,500万セル(本) |
ナショナルウェルネスマーケティング本部は、当社独自のオキシライド乾電池技術を採用し、全サイズ*1 において、従来の約1.1倍*2 (単1形、単2形)、約1.2倍*3(単3形、単4形)長もちを実現したアルカリ乾電池単1形、単2形、単3形、単4形を4月1日より発売します。
当社は市販電池の世界戦略に基づき、オキシライド乾電池(2004年4月発売)に採用されたグローバル統一デザインをアルカリ乾電池にも2006年4月発売製品より踏襲しています 。今回、グローバル統一デザインを採用するとともに、さらに全サイズ*1において、性能を向上させたアルカリ乾電池を発売することになりました。
本製品は、当社独自のオキシライド乾電池で培った技術をアルカリ乾電池に応用し、電解液量を増量、および正極材料である黒鉛の粒子を微粉化することで導電性を高めるとともに、負極材料の改良を行うことにより電池の反応性を向上させ、当社従来品比*4約1.1倍*2 (単1形、単2形)、約1.2倍*3 (単3形、単4形)の長もちを実現しました。
当社はさらに長もちになったアルカリ乾電池により、便利で快適なコードレスライフを提案していきます。
<特長>
アルカリ乾電池全サイズ*1 で性能アップを実現
- 単1形、単2形については、従来の約1.1倍*2長もちに
- 単3形、単4形については、従来の約1.2倍*3長もちに
*1 | : | 単5形、9V形を除く |
*2 | : | 単1形 2.2Ω 4分/時間 8回/日 終止電圧0.9V |
: | 単2形 3.9Ω 4分/時間 8回/日 終止電圧0.9V | |
*3 | : | 単3形 1500mw2秒 650mw28秒 10回/時間 終止電圧1.05V |
: | 単4形 900mw2秒 390mw28秒 10回/時間 終止電圧1.05V | |
*4 | : | 当社アルカリ乾電池06年モデル |
【お問い合わせ先】
お客様:お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-878-365(受付9時から20時) 携帯電話・PHSでのご利用は 電話 06-6907-1187(受付9時から20時)
【特長】
●アルカリ乾電池全サイズ*1 で性能アップを実現
当社独自のオキシライド乾電池開発で培った技術をアルカリ乾電池に採用することで、当社従来品比*4約1.1倍*2 (単1形、単2形)、約1.2倍*3(単3形、単4形)の長もちを実現しました。
<単1形、単2形において>
・電解液の増量
(単3形、単4形については、2006年4月発売製品より既採用)
<単3形、単4形において>
・黒鉛の粒子(正極材料)をさらに微粉化
・負極材料の改良により安全性と発電効率アップを両立
耐漏液性能を向上させるとともに発電効率をアップさせ、より長もちになりました。
【需要動向】*工業会データ及び当社予測
(単位 数量:百万個) | ||||||||||||||||||||
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【定格】
種別 | 単1形 | 単2形 | 単3形 | 単4形 |
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大きさ | 約φ34.2x61.5mm | 約φ26.2x50.0mm | 約φ14.5x50.5mm | 約φ10.5x44.5mm |
重さ | 約137g | 約66g | 約23g | 約11g |
公称電圧 | 1.5V | 1.5V | 1.5V | 1.5V |
初期電圧 | 1.6V | 1.6V | 1.6V | 1.6V |
従来品比*4長もち | 約1.1倍 | 約1.1倍 | 約1.2倍 | 約1.2倍 |
使用推奨期限 | 5年 | 5年 | 5年 | 5年 |
【参考】
松下電器がバイオマス利活用優良表彰で農林水産大臣賞を受賞
オキシライド乾電池とアルカリ乾電池に採用している とうもろこし原料のバイオプラスチック製ブリスターパッケージ化を中心とした取り組みが評価され、第三回バイオマス利活用優良表彰において、2006年12月、最高位の農林水産大臣賞に選定されました。
同賞は「バイオマス・ニッポン」の国家戦略に対し、バイオマス普及活動と先端技術に対し表彰されるもので、業界最大級の量産化技術を成功させた点とバイオマスマークによる認知を拡大させた点が評価されました。
バイオプラスチック・ブリスターパッケージはアルカリ乾電池において、2003年6月に初採用以降、2004年に更なる技術開発を行い、オキシライド乾電池にも採用、2006年12月末時点で、累計生産5700万パックを達成しました。
同バイオプラスチックは従来プラスチックと比較すると、硬いためもろく、熱に弱い物性があり製造工程において、量産しにくい材料であるというデメリットがありましたが、シート材料開発と量産技術開発を成功させることにより、高速生産化による累計生産5700万パックを2年半にて達成させました。
バイオプラスチックは植物生まれで石油を使用しないため、地球資源を保護し、またCO2削減をする次世代プラスチックです。これによる環境効果は年間約400トン*5のCO2排出量削減に貢献しています。
なお、バイオプラスチック採用パッケージはバイオマスマークを表示しています。今回発表のアルカリ乾電池新製品についても採用していきます。
*5:当社調べ | <バイオマスマーク> |
以上