Panasonic Newsroom トッププレスリリース「光ID」技術を用いた情報連携サービスの事業を開始

プレスリリース

2015年12月9日

東京ビッグサイト様への納入決定に続き、銀座でもイベントを実施

「光ID」技術を用いた情報連携サービスの事業を開始

東京急行電鉄株式会社様における試行設置も決定

パナソニック株式会社は、可視光通信技術を発展させた当社独自の「光ID」技術*1 を用いて、デジタルサイネージやLED自照式看板等とスマートフォンを連携し、詳細情報の提供を可能にする「光ID」プラットフォームサービスを、2016年4月より開始いたします。また、「光ID」の送信機能を内蔵したデジタルサイネージ用ディスプレイやLED看板用「光ID」送信機を、2016年4月より 順次発売していきます。

当社は、2014年12月に、LED光源を高速点滅させることでさまざまな情報を送ることができる可視光通信技術を発展させ、その光源から送信されるさまざまな情報を搭載したID信号(「光ID」)を、スマートフォンのイメージセンサーと専用アプリを用いて高速受信する技術を開発しました。本技術は、スマートフォン*2に専用のアプリケーションソフトをインストールするだけで、受信側のスマートフォンと送信側の「光ID」の送信機器(デジタルサイネージ、LED照明など)の間での「光ID」送受信を可能とするものです。

昨年12月の技術発表以来、本技術については、展示会場や空港、鉄道会社様等での「情報配信、施設案内」、街中などでの「イベント」活用、ファストフード店や流通における「来客・送客」用途、さらには「看板広告」での活用について、各種業界に提案してきました。その結果、既に決定・公表されている東京ビッグサイト様での採用に加え、東京都中央区銀座にて実施されているイルミネーションイベント「GINZA ILLUMINATION ヒカリミチ 2015」の期間中に、「光ID」の体験イベント「ヒカリで銀ぶら」が銀座通連合会 様の主催にて実施されます。さらに、このほど東京急行電鉄株式会社様において、「光ID」を送信する情報配信媒体の試行設置も決定いたしました。

このようなお客様への納入決定および試行設置を経て、当社は、2016年4月より、本技術を活用するためのプラットフォームサービスの提供と各種「光ID」送信機の発売を開始し、「施設案内」「イベント」「来客・送客」「商品情報配信」「看板広告」等での活用を一層訴求していきます。

【事業化の内容】

  1. 「光ID」プラットフォームサービスの提供
    1) ID(アドレス)発行・管理機能
    2) ID・コンテンツリンク(情報連携)機能
    3)「光ID」標準アプリの提供および「光ID」対応オリジナルアプリ開発サポート・管理機能
  2. 「光ID」送信機の商品化(2016年4月より 順次発売)
    1)「光ID」送信機能内蔵 液晶ディスプレイ (デジタルサイネージ用)
    2)内照式・導光式LED看板用「光ID」送信機(店舗看板、交通看板用)
  1. *1 当社は、登録特許、及び、出願中の特許を多数保有しています。
  2. *2 OSのバージョンやカメラ性能などの利用条件を満たしたスマートフォンに限ります。

※具体的なサービス内容・商品仕様・価格等は順次発表いたします。商品・サービス提供地域は日本国内のみの予定です。

【お問い合わせ先】

パナソニック システムお客様ご相談センター

【「光ID」技術を用いた情報連携サービスの特長】

「光ID」技術は、QRコードやARマーカーなどの画像読み取り方式とは異なり、受信時に読み取り位置を合わせたり複雑な画像を認識処理したりする手間が不要です。
このため、人混みのなかで対象のコードに近づかなくても離れたところから、起動したスマートフォンのカメラをLED光源またはその光源で照らされた対象物にかざすだけで「光ID」をすばやく受信することができます。

「光ID」の受信には、スマートフォンのイメージセンサーを利用します。イメージセンサーで取得した画像をブロック単位に分けて情報を読み取っているため、スマートフォンの動画撮影スピード(フレームレート)を超える速さで、すばやく情報を読み取ることが可能です。

また、Bluetooth®や超音波などを用いた情報送信方式のように電波干渉・音波干渉を考慮する必要がないため、隣接する場所において複数の「光ID」送信機を設置し、多様な情報を提供することが可能です。

「光ID」の送信には、単色(白色)LEDの輝度(明暗の差)を利用します。このため、「光ID」の送信機器は、従来の可視光通信技術が適用されていた白色照明だけでなく看板照明・ショウウィンドウ等の間接光などに加え、デジタルサイネージに用いられる液晶ディスプレイの利用も可能で、幅広いシーンでの活用が見込まれます。

●QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

●Bluetoothは米国Bluetooth SIG,Inc.の登録商標です。

【事業化の内容】

1.「光ID」プラットフォームサービスの提供

「光ID」を用いたスマートフォンとの情報連携システム及び情報連携サービスを支えるプラットフォームについて、以下の構成での提供を行います。

1) ID(アドレス)発行・管理機能
「光ID」送信機器に固有に割り振られるID(光ID) 及びデジタルサイネージのコンテンツに割り当てるID(光ID)の発行とその利用管理を行います。

2) ID・コンテンツリンク(情報連携)管理機能
「光ID」送信機が送信するIDと、そのIDに関連付けられる情報のリンク先情報を登録・管理する機能を提供。利用者がスマートフォンをかざした際に、受信した「光ID」に基づき、リンク先(Webサイトやアプリ内コンテンツ)へのアクセスをサポートいたします。

3) 「光ID」標準アプリの提供 および 「光ID」対応オリジナルアプリ開発サポート・管理機能
多くの方にご利用いただくため、「光ID」の読み取りなどを行う「光ID」標準アプリを提供します。
また、「光ID」を活用したオリジナルアプリケーションを開発し、利用者への提供を行う企業向けに、当社の「光ID」アプリとの連携を行うための「光ID連携モジュール(開発ツール)」を提供いたします。

2.「光ID」送信機の商品化(2016年4月より 順次発売)

「光ID」を用いたスマートフォンとの情報連携システム構築のための各種ハードウエアを発売します。
デジタルサイネージに用いる「光ID」送信機能を内蔵した業務用液晶ディスプレイのほか、ボックス型(あんどん型)看板や、交通看板として利用される内照式・導光式LED看板用の「光ID」送信機も発売する予定です。

※具体的なサービス内容・商品仕様・価格等は順次発表いたします。商品・サービス提供地域は日本国内のみの予定です。

【「光ID」 体験イベント、試行設置について】

1.「光ID」体験イベント 『ヒカリで銀ぶら』の実施

2015年12月19日(土)、20日(日) 、東京都中央区の銀座通り(中央通り)において、主催 一般社団法人 銀座通連合会様、並びに 当社共催にて、「光ID」をご体験いただけるイベントを実施いたします。

イベント名「ヒカリで銀ぶら」
実施場所東京都中央区 銀座通り(中央通り)
主催一般社団法人銀座通連合会様
共催パナソニック株式会社
協力株式会社NTTドコモ様、東京地下鉄株式会社様

※イベント詳細につきましては、下記 ホームページをご参照ください。
銀座公式サイトGINZA Official (http://www.ginza.jp/
パナソニック 「ヒカリで銀ぶら」紹介サイト
http://www.panasonic.com/jp/corporate/wonders/hikarideginbura/

2.東京急行電鉄株式会社様における試行設置

東京急行電鉄株式会社様では、「光ID」を活用した情報配信媒体を、2016年1月に東急田園都市線・大井町線二子玉川駅に試行設置されます。鉄道サービスの一環として「光ID」を使った情報発信媒体の本格導入を検討されるとともに、デジタル広告の更なる展開を進められる予定です。

【具体的な用途・活用方法】

今後も、流通業界、交通業界及び博物館・展示施設などの多様な情報提供ソリューションとして、「光ID」の活用を提案していきます。

●流通業界における O2O2Oマーケティング・ソリューション
内照式の店舗看板やデジタルサイネージなどの機器から「光ID」を送信。来店者のスマートフォンにて「光ID」を読み取ることでWeb上の詳細情報への誘導や、クーポンの提供など、従来のO2O*3マーケティングの枠組みをさらに拡げた "Online to Offline to Online"マーケティングを実現します。

  1. *3 Online to Offlineの略称。オンライン(インターネット)の情報がオフライン(実店舗など)での購買行動に影響すること。

●交通看板等の多言語化対応の補助ソリューション
内照式または導光式の交通看板や、構内案内図・周辺案内図から「光ID」を送信。スマートフォンで、「光ID」を読取ることにより、看板の中には記載しきれない数多くの言語による情報提供が、スマートフォンの画面を通して実現可能になります。

●博物館・展示施設などでの展示ソリューション
博物館・展示施設などで展示品名を示す看板型送信機から「光ID」を送信。スマートフォンやタブレットで、その展示品の詳細情報の表示や音声ガイダンスによる解説を行うシステムとして利用可能です。
また、展示解説情報を多言語でご案内するシステムとしての活用も可能です。

以上

RSS