プレスリリース

2014年10月6日

大空間を実現する「木+鉄」の複合梁(※1)

ロングスパン対応の「グランドテクノビーム」を発売

最大スパン長さ10m対応により、大型建築物の大空間などプラン対応力を向上

グランドテクノビーム グランドテクノビームを使用した
大型の非住宅イメージ
品名 グランドテクノビーム9.0/グランドテクノビーム12.0
発売日 2014年10月1日
販売地域 沖縄・離島を除く全国のうち積雪150cm以下の地域
販売目標 高齢者施設など大規模木造建築物100棟/年(2015年度)

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー工法」のプラン対応力のさらなる向上のため、「木+鉄」の複合梁(※1)テクノビームの商品ラインアップに、グランドテクノビーム(9.0および12.0)を新たに追加し、テクノストラクチャー工法を採用している住宅会社を通じて、10月1日より構造設計の受付を開始しました。

近年、国産材の活用、特に建築用木材の利用拡大を目的に、非住宅も含めた建築物の木造化が推進されています。また、相続税制の見直しに伴い、不動産による資産運用が関心を集めており、高齢者施設など非住宅建築物の需要拡大が見込まれています。当社は、最大スパン長さ6mまで対応可能だったテクノビームの商品ラインアップに、よりロングスパンへの対応が可能なグランドテクノビームを新たに追加。最大スパン長さ10mの対応により、高齢者施設などでニーズの高い大空間や広さを必要とする空間の設計自由度を高めました。

当社は、本製品により、今後市場規模の拡大が見込まれる木造非住宅市場において、鉄骨造に匹敵するプラン提案力を強化し、高齢者施設などの大規模木造建築物において、2015年度に100棟の受注を目指します。

<特長>

  1. 対応スパンの拡大により、自由度の高い設計が可能
  2. 木梁で同性能を確保する場合に比べて、梁の大きさ(高さ)を抑制できるため、天井高や配管の制約が減少
  3. 現場でグランドテクノビームをつなぎ合わせる「剛接合対応」によって分割搬送が可能となり、ロングスパン対応でありながら搬送利便性が向上
  1. ※1:梁とは、床や屋根の垂直荷重をささえる構造部材です。

【お問い合わせ先】

お客様ご相談センター
フリーダイヤル 0120-878-365(受付 9:00〜20:00)
エコソリューションズ社 ハウジングシステム事業部 住宅システム事業推進部
電話:06-6908-1131(代表 受付 8:45〜17:30)
パナソニックESテクノストラクチャー株式会社ホームページURL:http://panasonic.co.jp/es/pestst/


【特長】

1. 対応スパンの拡大により、自由度の高い設計が可能

屋根の荷重をささえる梁(主に平屋(1階建)の場合)は10mスパン、床の荷重を支える梁(主に2階建、3階建の場合)は8mスパンまで対応可能。大型の非住宅建築物で配置される食堂や集会場など、広さを必要とする空間の設計自由度が高まりました。柱や袖壁のない大空間がグランドテクノビームにより実現できます。

対応最大スパン長さ
屋根の荷重を支える梁 主に平屋(1階建)の場合
10m
床の荷重を支える梁 主に2階建、3階建の場合
8m

2. 木梁で同性能を確保する場合に比べて、梁の大きさ(高さ)を抑制できるため、天井高や配管の制約が減少

グランドテクノビームは軽量H形鋼を採用しているため、経年によるたわみが木梁に比べて非常に小さく、木梁で同性能を確保する場合に比べて梁の大きさ(高さ)を抑えられます。また、一定のルールに従って配管穴を工場にて貫通させることもできるので、よりゆとりのある天井高を実現できます。

3. 現場でグランドテクノビームをつなぎ合わせる「剛接合対応」によって分割搬送が可能となり、
ロングスパン対応でありながら搬送利便性が向上

グランドテクノビームは工場で分割して製造し、現場にてつなぎ合わせる「剛接合」を導入しているため、搬送利便性が向上しました。また、ボルト締めを専用工具を用いて行うとともに、締め付けの強さを有資格者が管理することで接合品質を確保します。

【ご参考:テクノストラクチャーについて】

(1)長寿命な構造体「テクノストラクチャー」で永く住める住宅を実現

パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、木造住宅の良さを生かしながら、構造の要となる梁を鉄で強化したオリジナル工法。耐震等級は最高ランクの「3」に対応しています。テクノビームは劣化対策等級「3(最高等級)」の基準をクリア。加えて、30年後のたわみが木製梁の1/4以下(※2)と、高い耐久性を示しています。また、全棟に対して行う緻密な構造計算により、設計段階で災害時の建物へのダメージを計算し万一の災害にも備えています。現在、パナソニックと取扱契約を結んだ全国400社以上の住宅会社が「テクノストラクチャー」を採用しています。

※2:3,600mmのテクノビーム3.2とベイマツ無等級材に21.8kNの荷重を加えたときの経年変化を比較。

(2)全棟に構造計算を実施

「テクノストラクチャー」の住宅は、2階建以下の木造住宅では義務付けられていない緻密な構造計算を行い、災害時に住宅にかかる力を厳密に388項目(多雪区域は440項目)にわたってチェックし、1995年の発売以来全棟に構造計算書を作成しています。また、構造計算書に関する保証書も一棟ごとに発行しています。

【テクノストラクチャー 構造計算書】 【構造計算画面イメージ】

(3)2014年度グッドデザイン賞を受賞

「テクノストラクチャー」は在来工法の技術と最新の技術を無理なく組み合わせた点や、それによって現在の住生活に見合った大空間が得られる点などが評価され、2014年度のグッドデザイン賞を受賞しました。