Panasonic Newsroom トッププレスリリース【介護事業】「自立支援型起立歩行アシストロボット」と「みまもりシステム」を開発

プレスリリース

2014年9月24日

国際福祉機器展に参考出品

ベッドからの移動を支援する「自立支援型起立歩行アシストロボット」と
ベッドの上の状態を見守る「みまもりシステム」を開発

2016年度発売予定

自立支援型起立歩行アシストロボット みまもりシステム画面イメージ
品名 自立支援型起立歩行アシストロボット
発売予定日(年度) 2016年度
品名 みまもりシステム
発売予定日(年度) 2016年度

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、ベッドからの起立と歩行を支援する「自立支援型起立歩行アシストロボット」とサービス付き高齢者住宅などでの各居室の高齢者の動作状況を検知する「みまもりシステム」の2製品を開発しました。2016年度中の製品化と発売を目指します。
なお、本製品につきましては、「第41回 国際福祉機器展 H.C.R.2014 (会期:2014年10月1日(水)〜3日(金) 会場:東京ビッグサイト)」に参考出品します。また、エコソリューションズ社のエイジフリービジネスユニットが取り扱うポータブルトイレ「ラフィーネ」や離床アシストベッド 「リショーネ®」をはじめとする介護福祉用品もあわせて出展します。

高齢化の進展により、2025年には高齢化率が30%を越える見込みです(出典:国立社会保障・人口問題研究)。これに伴い、介護施設、在宅においても自立を促進し高齢者のQOL(Quality of life)を向上させるための機器が求められています。 
この 「自立支援型起立歩行アシストロボット」は、高齢者の起立・着座・静止(衣服着脱時)の状態を検知し、足りない力をモータでアシストすることで移動、移乗、排泄時などの高齢者の自立的動作を支援します。さらに、認知症(日常生活自立度II以上)の高齢者は2025年に470万人となり
(出典:厚生労働省)、特に65歳以上の高齢者の12.8%(人口比)となる見込みです。当社は、電波センサの技術を活用し、非接触で動作状況や離床を検知する「みまもりシステム」により、高齢者や介護者が夜間でも安心して生活できる環境の提供を支援します。

<特長>

●自立支援型起立歩行アシストロボット特長
1. 被介助者の起立・着座・静止(衣服着脱時)などの動作状況を検知し、被介助者の自立的動作を支援
2. 小型・軽量のため、トイレへの移動、移乗、排泄時などの自立的動作を支援。介護者の負担が軽減
3. スリングの着脱が容易なため、急な利用にも対応(スリング:吊り具)

●みまもりシステムの特長
1. ベッドの上での呼吸数、体動の検知による夜間の異常の早期発見を支援
2. センサをベッド下に設置することで、被介助者の心理的負担を軽減

【お問い合わせ先】

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 エイジフリーBU 新規事業推進
電話:06-6908-2026
パナソニック(株) 介護総合サイト:http://panasonic.biz/healthcare/elderlycare/

【特長】

●自立支援型起立歩行アシストロボット特長

パナソニックでは、2000年初頭から、人とロボットの協調を目指すロボットの研究開発を行ってきました。
その中でも人間がロボットに直接触れる力をセンシングすることで、人の動作を検知し、それにロボットが協調する技術は、ロボット研究の中核をなすものです。

これまで、これらの技術を活用し、民生用の分野で安全・安心・アシストをキーワードとする洗髪ロボットやロボティックベッドの研究開発を経て、現在の「リショーネ」へとつながっています。
さらに、ファクトリーオートメーションの分野では、手伝え(てづたえ)教示により、人間が直接ロボットに動きを伝えて、それに基づき動作するパラレルリンクロボットへも技術展開しています。

昨今、高齢化の進展に伴い、介護者の負担軽減、被介助者の自立支援を実現するための機器が必要とされています。パナソニックでは長年研究し続けてきた、人との協調技術を応用し、被介助者の起立・着座・静止(衣服着脱時)などの動作をセンシングし、その際に必要となる力をモータでアシストする「自立支援型起立歩行アシストロボット」を開発しました。このアシストロボットは、複雑な人の動作をセンシングする技術と、違和感が少なく連続的に動作をアシストするパワーアシスト技術により、被介助者の行動範囲をより広くし、活動的で自立的な生活を支援します。

(1)被介助者の起立・着座・静止(衣服着脱時)のなどの動作状況を検知し、被介助者の自立的動作を支援
例えば、ベッドからトイレへ移動する動作を支援するために下記のようなアシストをします。

[1]起立アシスト
被介助者の起立の意図を検知して
足りない力をモータでパワーアシスト

[2]歩行
スリングで体を安定させた状態でふらつき、
膝折れ等を防ぎ、歩行をサポート。

[3]着座
着座の意図を検知してふらつきや膝への負担を
軽減しながら着座をパワーアシストでサポート

[4]中間状態での静止
排便後の処理のために、中間位置で
保持する力をアシスト。

(2)小型・軽量のため、トイレへの移動、移乗、排泄時などの自立的動作を支援。介護者の負担が軽減
・サイズ:全幅670mm×長さ825mm
・重量:68kg
・想定使用者:身長:140〜180cm 体重:80kg以下
・スリング:布製

(3)スリングの着脱が容易なため、急な利用にも対応(スリング:吊り具)
スリングは、ワンタッチで本体ロボットに装着可能。また、取り外しも可能なので洗濯も簡単です。

【特長】

●みまもりシステム特長

2025年には、認知症(日常生活自立度II以上)の高齢者は470万人となる見込みです(出典:厚生労働省)。これに伴い、介護施設や自宅などにおいて、特に夜間の徘徊による転倒、転落などの事故が増加することが見込まれます。また、夜間の体調急変などに対する対応も必要となってくるため介護者の負担も増加し、その軽減と介護の質の向上が求められます。

従来のみまもりシステムは、被介助者の体重移動などを検知して、ベッド上での動作パターンを予測するものが中心でした。パナソニックでは、長年培った電波センサや人の動作を検知する技術を応用した「みまもりシステム」を開発しました。ベッドの下に取り付けた電波センサにより、ベッド上の被介助者の呼吸数や体動などをセンシングすることができます。この検知情報を離れた場所にある介護ステーションに送信することで、被介護者の体調急変や離床行動を事前に察知し、適切な処置を取ることができる「先取り介護」が可能になりました。

1. ベッドの上での呼吸数、体動の検知による夜間の異常の早期発見を支援
2. センサをベッド下に設置することで、被介助者の心理的負担を軽減

みまもりシステムの使用事例

[1]電波センサで呼吸数、体動の検知が可能

[4]センサはベッド下に設置のため、高齢者に
心理的負担をかけずやさしくみまもり

[2]検知情報を介護ステーションなどの
離れた場所に送信し、介護スタッフへ連絡

[3]生体情報が危険値を越えると異常検知信号を
発報するように、個人別に設定可能

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