Panasonic Newsroom トッププレスリリース「ECOnect®(エコネクト)シリーズ 電力センサ」を製品化

プレスリリース

2014年6月30日

パナソニック株式会社
パナソニック デバイスSUNX株式会社

無線通信機能と電力計測機能の一体化で、省エネ支援機器との接続が簡単に

「ECOnect®(エコネクト)シリーズ 電力センサ」を製品化

工場、ビル、店舗などでの電力使用量の一括管理が容易で、電力のピークカットに貢献

ECOnect®(エコネクト)シリーズ 電力センサ

パナソニック株式会社とパナソニック デバイスSUNX株式会社は、無線通信機能と電力計測機能を一体化させ、省エネ支援機器を簡単に繋ぐことができる「ECOnect(エコネクト)シリーズ 電力センサ」を製品化しました。電力使用量の一括管理が容易で、工場、ビル、店舗などでの電力のピークカットに貢献できます。2014年7月1日から受注を開始します。

製品名電力センサ
シリーズ名ECOnect(エコネクト)シリーズ
品番UENRSP101
受注開始時期2014年7月1日

各電力会社の電気料金の値上げなどを背景に、工場、中小ビルや店舗などの高圧小口需要家[1]を中心に電力基本料金を抑える手段として電力のピークカットの重要性が高まっています。また、2014年4月から改正省エネ法が施行され電力使用量(デマンド)の抑制や電気需要の平準化が求められています。当社では、無線通信機能と電力計測機能を一体化させ省エネ支援機器を簡単に繋ぐことができる「電力センサ」を製品化しました。電力使用量の一括管理が容易で、デマンドの制御による電力のピークカットに貢献します。エネルギー消費量の最適化、低減を図るBEMS[2]を導入するBEMSアグリゲータ[3]などを通じ、工場・ビル・オフィス・店舗などへの展開を図ります。

【特長】

  1. 無線通信機能と電力計測機能の一体化で、省エネ支援機器を簡単に繋ぐことができ電力使用量の一括管理が容易。設置工事の費用削減や容易なレイアウト変更に貢献
  2. 920MHz帯[4]無線通信により、見通し距離1,000メートルまで、障害に強い通信が可能
  3. マルチホップ技術により通信経路を自動で設定でき、容易な設定を実現
  1. ※「ECOnect」は、パナソニック デバイスSUNX株式会社の日本国における登録商標です。
  2. ※「ECOnect」は、省エネを支援する機器およびそれらをより簡単に、より便利につなぐネットワークの総称です。

【販売先】

エネルギー管理指定工場、BEMSアグリゲータ、BEMS、FEMSを事業展開するエンジニアリング会社

【用途】

工場・ビル・オフィス・店舗などの電力計測による電力使用量の一括管理

【お問い合わせ先】

パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 広報グループ
TEL:06-6904-4732
ホームページURL:http://panasonic.co.jp/ais/

【特長の詳細説明】

1. 無線通信機能と電力計測機能の一体化で、省エネ支援機器を簡単に繋ぐことができ電力使用量の一括管理が容易。設置工事の費用削減や容易なレイアウト変更に貢献

従来システムの場合、電力計測機器と無線通信機器を有線で配線接続し、設定を行った上で無線通信システムを構築する必要があるため、設置に費用と時間がかかっていました。本製品では、無線通信機能に電力計測機能が装備されているため、施工費用が大きく削減できるとともに、設置後にレイアウト変更があっても容易に対応できます。また、既存のECOnectシリーズに容易に追加ができるため、温湿度・照度に加え電力の見える化の一括管理ができます。そのデータをもとに、空調、照明などの最適制御を図ることで、快適性を保ちながら空調、照明の省エネ運転制御をサポートします。

2. 920MHz帯無線通信により、見通し距離1,000メートルまで、障害に強い通信が可能

従来の無線通信機器では、伝送距離が短いため中継機が多数必要で通信も不安定な部分がありました。例えば、429MHz帯無線通信では、回折性が高く障害物には比較的強いが、低速で、距離も短く、多数の中継機が必要でした。2.4GHz帯無線通信では、長距離通信が可能になったものの、障害物に弱く、また無線LANなどの周波数のため干渉が多く、通信が不安定な部分がありました。今回のECOnectシリーズは920MHz帯を採用しており、約1,000mの伝送距離を実現し、かつ産業用バンドのため安定通信が可能です。付属の専用ルーフトップは耐水構造で、建屋間通信も可能となり、広範囲の計測をより簡単に行うことが可能です。

3. マルチホップ技術により通信経路を自動で設定でき、容易な設定を実現

従来は通信経路の設定が必要であり、その設定された通信経路でのみ通信を行っていましたが、今回、マルチホップ技術の採用により、自動で通信経路選択を行います。これにより、通信経路に障害が生じた場合、自動的に通信経路の選択を行うため、より障害に強く、信頼性の高い通信をご提供できます。従来の無線ユニットのように、通信経路を事前に設定する必要もなく、導入時の負担も軽減できます。センサ側はスイッチのみの簡単な設定、親機の無線環境ユニットは、専用ソフトウェアを使用してパソコンで設定します。プログラミングの必要がない選択式のため設定が容易です。

【基本仕様】

定格電圧100〜240V AC (R-N (S)間)
電圧許容範囲85〜264V AC (定格操作電圧の85〜110%)
突入電流30A以下 (100V AC 常温にて)
周波数50/60Hz
消費電力4VA以下 (100V AC 常温にて 通信なし)
許容瞬時停電時間10ms
精度保証温度範囲-10〜+40℃
使用温度範囲-10〜+50℃
保存温度範囲-25〜+70℃
使用周囲湿度30〜85%RH (常温にて)、結露なきこと
表示方式LEDによるステータス表示
本体質量本体約300g (アンテナ、専用CTケーブル除く)

【用語説明】

[1] 高圧小口需要家
中小ビル、店舗など電力会社と50kW〜500kWの電力契約をしている事業者。
[2] BEMS
建物に設置された設備や機器の運転データ/エネルギー使用量データを蓄積・解析し、効率よく制御することでエネルギー消費量の最適化/低減を図るシステム。
[3] BEMSアグリゲータ
中小ビルなどにBEMSを導入するとともに、クラウドなどによって自ら集中管理システムを設置し、中小ビルなどの省エネを管理、支援する事業者。
[4] 920MHz帯
2012年7月から新たにISMバンドとして割り当てられた周波数帯域。ISMバンドとは主に産業、科学、医療向け用途として、免許不要で使用することができる周波数。

以上

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