Panasonic Newsroom トッププレスリリース業界初、高速伝送用双方向「光アクティブコネクタ」を製品化

プレスリリース

2014年6月23日

機器内の高速光ファイバ接続を通常の電気コネクタと同様の取扱いで実現

業界初(※1)、高速伝送用双方向「光アクティブコネクタ」を製品化

計測機器や医療機器などの電気絶縁も容易に実現可能

高速伝送用双方向「光アクティブコネクタ」

製品名 光アクティブコネクタ
品番 プラグ:AYG4V1A065M1(1mケーブルタイプ)
レセプタクル:AXK6S20447M1
伝送仕様 20Mbps〜6Gbps、双方向、1チャンネル
受注開始 2014年7月1日
サンプル価格 プラグ: 8,000円(1mケーブルタイプ)
レセプタクル: 250円/個

パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、機器組み込み用途に適した大容量かつ高速データを双方向で光伝送できる「光アクティブコネクタ[1]」を業界で初めて(※1)製品化しました。2014年7月1日から受注を開始します。

近年、計測機器や医療機器、FA機器、業務用印刷機器などの高性能化により、高精細な画像などを高速にデータ処理するため、機器内の基板ユニットやモジュール間のより高速なデータ伝送が求められています。光データ伝送は、基板間やモジュール間で電気的な絶縁ができるため、人体に接触するような医療機器や、計測機器などでその効果を発揮します。またノイズを伴う過酷な環境下で、高速な信号処理が求められるFA機器などにおいても有用なデータ伝送手段となります。当社は、機器内のデータ伝送を、光ファイバにて伝送する「光アクティブコネクタ」を製品化しました。小型プラグ部に電気・光変換機能を内蔵することで、通常の電気コネクタと同様に接続できるため、高い接続信頼性と作業性を維持しています。

【特長】

  1. 光ファイバによるデータ伝送により、高速かつ広帯域伝送が可能
    広帯域伝送速度に対応 : 20Mbps〜6Gbps 最大ケーブル長:5m
  2. 小型プラグ部に電気・光変換機能を内蔵することにより、通常の電気コネクタと同様に接続可能
  3. 高速信号のノイズ対策や電気絶縁が容易
    計測機器の高速サンプリング化や医療機器での電気絶縁ニーズに容易に対応可能
  1. (※1):機器組み込み用 双方向光アクティブコネクタとして。2014年6月23日現在、当社調べ。

【用途】

計測機器や医療機器、FA機器、業務用印刷機器などの機器内ユニットやモジュール、基板間の信号接続 例)カメラユニットと画像処理基板間など

【お問い合わせ先】

オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 広報グループ
TEL:06-6904-4732
ホームページURL:http://panasonic.co.jp/ais/

【特長の詳細説明】

1. 光ファイバによるデータ伝送により、高速かつ広帯域伝送が可能

従来の電気データ伝送に比べ光データ伝送は高速かつ大容量のデータを省配線で伝送できる特長があります。光ファイバによる光伝送は通信インフラから装置間接続、さらには基板間やモジュール間を接続する機器内接続へと用途が広がりつつあります。本製品は1つのプラグで20Mbps〜6Gbpsの広帯域かつ双方向での光伝送に対応でき、大容量の情報を高速にかつ低ノイズで伝送できます。これにより計測装置の検査時間短縮や性能向上、医療機器の高精細化、FA画像装置の高速処理化、生産性向上に貢献します。

2. 小型プラグ部に電気・光変換機能を内蔵することにより、通常の電気コネクタと同様に接続可能

機器間接続などで使用される光ファイバケーブルを挿抜する光トランシーバ方式[2]では、構造上、形状が大きく、光ファイバ先端の取り扱いが煩雑で、基板間やモジュール間を接続する機器内接続への採用は難しいという課題がありました。本製品は独自のシリコンベンチ構造[3]の採用によりプラグ部に電気・光変換機能を内蔵する光アクティブコネクタ方式を小型サイズで実現し、小型基板やモジュールにも組み込み可能です。また基板やモジュール側のソケット部との接続は通常の電気コネクタと同様に簡単な取り扱いができます。

3. 高速信号のノイズ対策や電気絶縁が容易

電気データ伝送に比べ光データ伝送は低ノイズの高速伝送と電気絶縁が可能です。特に高電圧を扱う計測機器では高電圧回路と信号処理回路の間に電気絶縁のためのデバイスが必要でしたが、光伝送にすることで絶縁デバイスなしで容易に絶縁する事ができ、計測機器の高速サンプリング化やより精密な測定が可能になります。また人体に接触するような医療機器にも最適です。さらに振動や電磁波ノイズを伴う過酷な環境下で、高速な信号処理が求められるFA機器などにおいても有用なデータ伝送手段となり、FA画像装置の高精細化に貢献します。

【基本仕様】

【用語説明】

[1] 光アクティブコネクタ
光ファイバ両端のプラグ部に電気・光変換機能を搭載した光ファイバ一体型デバイスのこと。接続は電気コネクタで行う。
[2] 光トランシーバ方式
電気・光変換部を回路基板側に固定し、光ファイバの挿抜で接続を行う方式のこと。
[3] シリコンベンチ構造
当社が培ってきた微細加工技術を用い、小さなシリコン基板上に電気・光変換回路や光ファイバを最適に搭載させた構造のこと。

以上

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