Panasonic Newsroom トッププレスリリース「ECOnect(R)(エコネクト) シリーズ 無線環境センサ」を製品化

プレスリリース

2013年12月2日

パナソニック デバイスSUNX株式会社

温湿度・照度を計測し、空調、照明の最適制御で快適とエコを両立

「ECOnect®(エコネクト) シリーズ 無線環境センサ」を製品化

工場、ビル、オフィス、店舗などで快適性を保ちながら、空調、照明の省エネ運転制御をサポート

ECOnect(R)(エコネクト)シリーズ 無線環境センサ

パナソニック デバイスSUNX株式会社(本社:愛知県春日井市、社長:荒谷 悦司)は、温湿度・照度を計測し、空調、照明などの最適制御を図ることで、快適性を保ちながら空調、照明の省エネ運転制御をサポートする「ECOnect(エコネクト)シリーズ[1] 無線環境センサ[2]」を製品化、2013年12月1日から受注を開始しました。

シリーズ名 ECOnect(エコネクト)シリーズ 無線環境センサ
製品名 照度センサ
(壁掛けタイプ)
照度センサ
(卓上タイプ)
温湿度センサ
(壁掛けタイプ)
品番 UENRSL101 UENRSL102 UENRST101
量産開始時期 2013年12月1日

社会のあらゆる分野で省エネの取組みが加速する中、工場、ビル、オフィス、店舗などでは、電力削減に加えて、電力以外の温湿度・照度などを計測し、空調、照明を最適制御し快適性を保ちながら省エネを推進したいというニーズが高まっています。また計測データを、高速、長距離、かつ安定したワイヤレス通信で広範囲に管理したいという要望もあります。当社では省エネ支援機器を簡単に繋ぐECOnect(エコネクト)シリーズとして「920MHz帯[3] 無線ユニット[4]」を製品化していますが、今回、新たに温湿度、照度を計測できる「無線環境センサ」を品揃え、ラインアップ拡充を図りました。エネルギー消費量の最適化、低減を図るBEMS[5]を導入するBEMSアグリゲータ[6]などを通じ、工場・ビル・オフィス・店舗などへの展開を図ってまいります。

【特長】

  1. 場所による温湿度のばらつき改善や不要な照明をオフするなど快適な空間づくりと省エネを両立
    データ通信用の無線ユニット(※1)と接続できる温湿度センサ、照度センサをラインアップ
  2. 長距離かつ障害に強く安定した通信が可能で、広範囲の計測に貢献
    業界最長(※2) 見通し距離で約200mの長距離通信(当社従来品(※3):100m)
  3. スリムサイズで設置レイアウトが容易。電池駆動でメンテナンス性に優れる
    壁掛け・卓上・パーテーション上に設置可。市販の電池(電池寿命は約10年)で取替え簡単
  1. (※1)当社の920MHz帯 無線通信ユニット(品番:UENRMU002(親機)、UENRSU002(子機))
  2. (※2)2013年12月2日現在 無線ユニットと温湿度や照度の計測センサ間の伝送距離として(当社調べ)
  3. (※3)当社従来品:2.4GHz帯 無線ユニット対応の温湿度・照度センサ(品番:KR10、KR20、EWR1)
  4. ※「ECOnect」は、パナソニック デバイスSUNX株式会社の日本国における登録商標です

【販売先】

BEMSアグリゲータ、BEMS、FEMSを事業展開するエンジニアリング会社、エネルギー管理指定工場

【用途】

工場・ビル・オフィス・店舗などの温湿度・照度計測による空調・照明の最適化

【お問い合わせ先】

オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 広報グループ
TEL:06-6904-4732
ホームページURL:http://panasonic.co.jp/ais/

【特長の詳細説明】

1. 場所による温湿度のばらつき改善や不要な照明をオフするなど快適な空間づくりと省エネを両立

省エネ意識の高まりから、無駄な電力削減のため様々なエコ活動が広まる中、工場などでは、直接生産に関わる生産ラインを停止することが難しく、オフィスの空調や照明の管理による省エネを推進するケースが多く見受けられます。無駄な電力を抑えて、過不足なく電気を使用するため、エリア毎の温度・湿度・照度といった環境データを把握、空調、照明を最適制御しオフィスや店舗の快適な空間づくりと省エネを両立したいというニーズが高まりつつあります。当社ではECOnect(エコネクト)シリーズとして、データ通信性能に優れる「920MHz帯 無線ユニット」を製品化していますが、今回、このユニットと接続できる温湿度センサと照度センサを開発、ECOnect(エコネクト)シリーズの「無線環境センサ」としてラインアップ拡充を図りました。例えば、エリア毎の温度、湿度を計測、把握することで、空調を設定温度ではなく実際の温度で調節、場所による温湿度のバラツキを改善し、実際の温度に合わせた最適稼動を実現できます。また、照度センサのデータをもとに不要な照明をオフする制御も可能になります。このように空調や照明の最適制御を図ることで、場所によるバラツキや不快感を改善、工場、ビル、オフィス、店舗などで快適性を保ちながら電力削減などの省エネを実現できます。

2. 長距離かつ障害に強く安定した通信が可能で、広範囲の計測に貢献

従来の無線通信機器では、伝送距離が短いため中継機が多数必要で通信が不安定な部分がありました。例えば、429MHz帯無線通信では、回折性[7]が高く障害物には比較的強いが、低速で、距離も短く、多数の中継機が必要でした。2.4GHz帯無線通信では、長距離通信が可能になったものの、障害物に弱く、また無線LANなどと同じ周波数であるため干渉が多く、通信が不安定でした。今回のECOnectシリーズ「無線環境センサ」は、長距離通信、高速通信、および高回折性といったバランスの良い通信特性が得られる「920MHz帯 無線ユニット」と接続できます。センサ・無線ユニット間の伝送距離は従来の約100mに対し2倍の約200mで安定通信を実現しました。さらに無線通信ユニット間の伝送距離は約1,000mで、従来必要だったケーブル敷設や中継機などが削減できます。また屋外対応アンテナを使用することで、建屋間通信が可能で広範囲の計測をより簡単に行え、複数施設の一括管理も可能です。

3. スリムサイズで設置レイアウトが容易。電池駆動でメンテナンス性に優れる

従来は、センサの設置場所の制約、さらには複数の中継器が必要なため複雑な配線の引き回しなどにより、レイアウト設計が難しく、工場やオフィスなどでは環境センサのワイヤレス化のニーズが高まっています。今回の「無線環境センサ」は、壁掛け・卓上・パーテーション上に設置できるスリムサイズで、「920MHz帯 無線ユニット」と接続できるワイヤレス化を実現しています。簡単、省施工で設置レイアウトが容易で、中継機などの削減ならびに配線工数の低減に貢献できます。新規設備のみならず既存設備への後付も簡単に実現でき、急なレイアウト変更にも柔軟に対応します。また市販の電池で駆動し、お客様での電池交換が可能でメンテナンス性に優れています。

【用語説明】

[1] ECOnect(エコネクト)シリーズ
省エネを支援する簡易電力計エコパワーメータを中心としたECOデバイス(環境デバイス)を、より簡単に、より便利につなぐネットワークに対する新しいブランド。
[2] 無線環境センサ
空間の温度、湿度を計測する「温湿度センサ」と、空間の照度を計測する「照度センサ」の総称。
[3] 920MHz帯
2012年7月から新たにISMバンドとして割り当てられた周波数帯域。ISMバンドとは主に産業、科学、医療向け用途として、免許不要で使用することができる周波数。
[4] 無線ユニット
電波による無線通信を行うための機器。
[5] BEMS(Building Energy Management System)
建物に設置された設備や機器の運転データ/エネルギー使用量データを蓄積・解析し、効率よく制御することでエネルギー消費量の最適化/低減を図るシステム。
[6] BEMSアグリゲータ
中小ビルなどにBEMSを導入するとともに、クラウドなどによって自ら集中管理システムを設置し、中小ビルなどの省エネを管理、支援する事業者。
[7] 回折性
電波の性質のひとつで、遮蔽物の後方に回り込む(回折)現象を指し、一般的に低い周波数ほど回折性が高く、逆に高い周波数ほど直進性が高い。

以上

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